支援者の支配感について。

2015年08月30日

 最近気になることです。

 困難を抱える当事者と深く関わる中で、
その人が受けた支援、または支援者の関わり方に強く疑念を持ち、

 よし、より理想的な支援をしようと、自分こそがという反骨の気概で、
その困難を抱える人または人たちに対して、新しく支援を始める支援者がいます。

 しかしながら、その人の支援法は、あの支援者ではない方法というもの。

 まったく新しい理念、まったく新しい手順で作り上げたものではなく、
むしろ、疑義を持たれた支援者の改良版または反抗版という印象です。

 あの支援者は、こうしたけど、私は(アイツとは違って)こうする!

 あの支援者は当事者に寄り添ってるというけど、これが本当に寄り添うということだ!
どうだ、分かったか!

 こんな感じを持ちます。

 これ結局、基本の枠組みは疑義を持たれたかの支援者と同一なんです。
マイナーチェンジだからですね。

 つまり、
 支配型の支援ならば、少し支配がゆるんだ支援をとってるくらいの違い。
 教育型の支援ならば、少し高圧的な教育法がゆるんだぐらい。

 支援者の管理下に被支援者を置くという構図。
 無知な者に業を授けるという上下の構図。
に変化はないように思えます。

 ゆえに、早晩、疑念を持たれた支援者と同じ結果を招いてしまう懸念を持つのです。

 つまり、
支援を受けている人が傷つく。
抑圧・屈辱感を感じながら支援を受ける。
被支援者の自立・独立に抵抗を示す。
 という結果です。

それは、支援者が被支援者を支配するという構図が引き継がれているからです。

この記事続く。




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