楽しいことと嫌なことが、いっしょくた! 2

2015年05月12日

 前記事の続きです。

 生きづらさを抱えた人たちは、心地よい感情と嫌な感情が同居している思い出が少なくないので、
 人間関係を新しく築きづらいことがあります。

 例えを挙げましょう。

 美味しいものを口にした時、
美味いニコニコ
 の次の瞬間、
緊張感が走ったことを一緒に思い出したり、

 よかったねぇ。と笑顔で喜ばれた時、
一瞬のスマイル の後、
 身体の奥がざわついたことも思い出したり、

 お正月やクリスマス、運動会など、皆とにぎやかに楽しく過ごした時、
楽しんでいるクラッカー
 と同時に、
 なんだか気が急いて落ち着かなかったことを思い出したり、
   ときどきふっと、テンションが落ちる時があったことを思い出したり、

 する場合のことです。こういう場合がままあるのですね。

 これ、
ま、楽しかったけどね・・・。
うん、よかったけどね・・・。
 として、
どちらかというと楽しいはずなのに、嫌な後味が残る思い出。
 みたいな感じでしょうか。

 それはもしかすると、
 美味しさと同時に緊張するのは、
美味しい料理を差し出したその手でいつもぶたれているからかもしれません。

 笑顔が近づくと同時に身心がざわつくのは、
人の顔が近づく時は、いつも鬼のような形相で大声で怒鳴ってくる時だからかもしれません。

 楽しいイベントを安心して楽しめないのは、
いつケンカが始まったり、事故で怪我などして、急に楽しめなくなるのか分からないからかもしれません。
ここで楽しみを味わうと、家での辛さがより増すからかもしれません。

 父親とキャッチボールした思い出。
膝の上に座った思い出。
 母親の手料理。家族で囲んだ食卓。
学校での遠足や、運動会、発表会、授業参観。
いってらっしゃいの声。
お帰りなさいの声。
ただいまを発する時の喉の緊張感。

 楽しい思い出は楽しい感情だけを体験している。
とは限らないのです。

 ということを知っていることは何かの役に立つでしょう。



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