支援者のトンデモナイ間違い!

2015年07月10日

 人の視線が怖い。

 人からどう見られているかが気になってしようがない。

 という述懐は、こもる人からよく聞きます。

 というか、

 とっても不安が強いので、こもるのですね。

 これを受けて、

 じゃぁ、相手から、分からないようにすれば、問題ないじゃん!

として、

 着ぐるみ着たり、お面をつけたりして、

募金に立ったり、
ダンスや演劇などをさせる支援者がいます。

 確かに観客からは、どこの誰かは分かりません。

 観客目線では、着ぐるみやお面しか見えないので、その奥の人間はうかがい知れません。

一方で、当の本人にとってはどうなのでしょう?
当の本人の目には、世界はどう映っているのでしょう?
たくさんの人々の視線を、どう受け取るでしょう?

 私聞風坊は、何度か着ぐるみを着て赤い羽根募金に立ったことがあるので知ってます。

 皆さん一様ににっこり笑顔ですが、
たくさんの人々が、自分に注目して、挙動に関心をもって見ています。

 見られる方としては、注目を浴びています。
都合、緊張は高まります。

 私聞風坊はそんなことなかったのですが、
もし対人不安が強い状態だと、
 みんなの笑顔は、自分に対する冷笑のような気すらしてくるでしょう。

世間が自分を笑っている。

 そんな思いになるかもしれません。

 マスクをかぶれば、別の自分になれる。

そんな幻想は捨てましょう。

 支援者は特に肝に銘じましょう。
自分たちの思い込みが、事態を悪化させることはしばしばあります。


タグ :仮面幻想

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