上から目線のサポートって不愉快です。

2015年07月06日

 支援者の姿勢について、日頃よく議論します。

 そこで今回は、
上から目線のサポート
 について考えてみます。

 支援者や当事者仲間と議論する中で、
上から目線というと、
高圧的や威圧的とか、オレの言うことを聞け的な家父長的パターナリズムとか、ってイメージが多いよう。

 つまり、
 被支援者、当事者の言い分に耳を傾けず、一方的に自分の正しいことを押しつける支援。
上から指導型、訓育型の支援と言いましょうか。
 教育する姿勢が前面に出た支援スタイルに多いかもしれませんね。

 だから、上からじゃない支援となると、
  被支援者、当事者の言い分にしっかり耳を傾け、一緒にどうしていったらいいかを考え、実践する支援。
寄り添い、伴走型の支援と言いましょうか。
 共同で事に当たる姿勢が前面に出た支援スタイルに見えます。
 ※ちなみに伴走型って、走るのが前提なので、私聞風坊はあまり好きな言葉ではありません。そんげ走らせんで~大泣きと思うのです。
 
 だから、前者は上から目線で、後者は水平目線と考えられています。

 でも!!!
ここに大きな落とし穴があるのを知ってます。

この記事続く。



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