人は生まれてからの学習のみで今がある? 続き記事

2015年06月28日

 『人間の本性を考える ~心は「空白の石版」か』 (2004 NHK出版 スティーブン・ピンカー著  山下 篤子訳 上中下)

について考えてみたことその2です。

 人間は、生まれた時は、初期設定がなんにもない空白の石版のような状態だ。
 そこから、環境の影響を受けて、また自ら学習して、今の人となりを形成するのだ。

 今、暴力的な人は、暴力がまん延する環境で暴力の行使を学んだのが原因。
だから、
 暴力を使わない問題解決法を再学習することが解決になる。

 他者を物理的な暴力や、暴言や巧妙な束縛という精神的な暴力によって支配する人は、そうすることを社会から学んだのが原因。
だから、
 その人の再学習はもとより、暴力的な社会の変革が重要な解決法となる。

 勉強のできる人は、勉強の仕方を学べる環境にあったから。
だから、
 勉強のできない人は、勉強しやすい環境に置けば、一様に勉強ができるようになる。
つまり、
 ノーベル賞は世界人類70億人の誰でも取れるgood

 スポーツの苦手な人は、スポーツの仕方を学べる環境になかったから。
だから、
 スポーツが学べる環境におけば、誰でもオリンピックの金メダリストになれる。クラッカー

 それは、人は環境次第ということ。
子どもの出来不出来は、環境つまり親の責任。

生徒の出来不出来は、教師・学校の責任。

究極、病気に罹った原因は親や社会や教師や会社のみになるかも。

 だって、ボクたちは、環境から作られているんだもの

 やればできる! という標語は久しく見聞きします。
確かに、やらないとできない。宝くじは買わないと当たらない!

 でも、なんでもやればできるということはないでしょう。

 正直、私今からオリンピック選手になるのは現実的な展開としてムリ。ちっ、ちっ、ちっ
ノーベル賞もたぶんムリ。クレイジー

 ではもし、私が子どもの頃から英才教育を受けていれば、どうだったか?
 そんげん勉強させんで~大泣き
 運動ばかりさせんでゲームもさせて~、アニメも見せて~プンッ
と、無理がたたって、きっと燃え尽きていたであろうと予想します。

 デキないことはあります。人間だもの。
もちろん、
 明日から歳をとらなくなるとか、どれだけ頭脳や筋肉を酷使しても1時間で超回復する方法が無料で提供されるとか。
 非現実的な努力と時間と条件がそろえば可能かも知れません。
 でも、そんな夢みたいな話、期待できませんね。

この記事続く。




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