援助職によりそう患者

2015年06月20日

 ひきこもり当事者、アダルトチルドレン、患者、児童生徒学生、少林寺拳法・太極拳の弟子・生徒、
として、
 未熟な立場、弱い立場、習う立場、教えてもらう立場、何かしてもらう立場などなど、

援助・支援してもらう立場に立つことの多い私聞風坊です。

 その立場から言いますと、

結構、援助・支援職の人に気兼ねしています。

 特に、援助・支援職からの、こうしたらいいよ、あぁしたらいいよというアドバイスと、
ちょっと違う意見を持った場合、

 「そうですねぇ・・・ しょんぼり
と、うつむき加減に返事示します。
 これ、そのアドバイスは受け容れられません。
と言ってるのと同じ。

 または、
「気にしないで、前を向いていきましょう グー
という励ましにあっては、

 「・・・カエル
じっと黙ってたり、

 「そうですね、頑張ります ニコニコ
とか無理やり元気をふりしぼった発言したり、

 最大限の異論の表明として、
「そうできたらいいんですが・・・(できないし、やらないし) キョロキョロ
 とつぶやいたりします。

 いずれも、相手の心情を思いやっての行為。

 ホントは私の気持ちに寄り添ってないんだけど、
一所懸命に本気で心配してくれてるから、ちょっと我慢しよう。

 私のことを無能だとみているようだけど、
この状況では指摘しても無理だろうし、まぁ話合わせて、自分に役立つことだけに耳を傾けようか。

 せっかく親身になって一緒に頑張ろうと言ってくれてるのだから、
気がすむまでアドバイスに付き合ってみよう。

 無意識にそんな思いになるのですね。

 援助・支援職の人は、自分たちだけが、
相手を思いやり、優しくし、気遣い、配慮していると思いがち。

 でも、
 援助・支援をされる方も、結構気を遣っているのでした。



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