Webひきこもり家族教室5 まず何をするか?

2015年02月22日

 気がつくと家族教室も連投五回。どんだけ教えたいことがあんだかキョロキョロ

 さて今回は、まず何を気にしたらいいか?

ひきこもり=精神疾患

 という図式が一般的なので、
まずは精神科に行く。
 でなければ心療内科。
   なんなら神経内科。
      それも嫌ならカウンセリングや心理セラピーはどうだ!

 と考えがちですが、
これがものすごく難しい。
 受診までの道のりは、状態が悪ければ悪いほど険しくなります。

何されるか分からない。
診療報酬もらうために何でもする。
一生薬漬けにさせられるかもしれない。
医者なんて製薬会社とつるんでる。
その前に強制入院だ。人生終わりだ。

 なんて、予想することが一因です。
現実社会の恐ろしい出来事ばかりに注目しやすい心の状態になっているからですね。

 恐怖に怯えている人に、無理強いは不可能です。
仮に無理強いして、受診やセラピーを受けたととしても、次に続きません。
しかも、もう二度と家族のいうことは聞かないと、より心を閉ざしがち。

 だから無理強いは禁物です。

 でも、やっぱりこもる人の心と身体は心配。
表情も固いし、なんだかうつむき加減だし、全体的に元気なさげだし、
どうみても健康的には見えないもの。

 そこで、私はこもる本人が、辛抱できそうなケアの方法を提案することを勧めています。

 例えば、
→ 背中や首肩がひどく凝っているのなら、整体や整骨院やエステもいいかも。

→ 歯医者にしばらく行ってないなら、歯の健診がてら歯医者もいい。

→ メガネやコンタクトが合ってない場合もあるので、メガネ屋さんや眼科もいいですね。

→ そんなことから、身体の健康診断で内科受診もOKです。
 血液検査をすれば栄養状態も分かるので、食生活の良し悪しの判断がつきます。
 食の管理をしている家族にとって結構安心材料。

 睡眠時間や睡眠の質についても相談できますね。
 なるべく毎日できれば夜の同じ時刻に入眠して、朝の同じ時刻に起きるのが身体のホルモンバランス的にはいいらしいです。
 そのアドバイスももらえます。

 そして、なによりも実は肉体的な問題が原因で、元気がない場合もあるので、そのチェックもできます。
身体的には異常がない。そう分かるだけでも一安心ですね。

 生活の質・QOLを上げる。
という言い方もありますが、

 こもる生活を少しばかり楽にできるようなサポート。
安心材料を手に入れるサポート。

 医療関係で、自分を大事に扱ってくれる人は結構いる。
という経験はとっても大事。
 
 トライしてみる価値はあります。


参考書籍 拙著
『こもって、よし! ひきこもる僕、自立する私』(鉱脈社)
『「親」を育てる「ひきこもり」』(私家版)



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