もし、それが他人だとしたらどうしますか?

2014年10月28日

 家庭内での暴力については、

 幼児虐待は、親が子どもに対して暴力振るうこと。
 家庭内暴力は、子どもが親に暴力振るうこと。
 DV・ドメスティックバイオレンスは夫が妻に暴力振るうこと。
 老人虐待は、家族が老親に対して暴力振るうこと。

が、一般的な分け方のようです。

 いずれも家庭内での暴力・暴言・必要な世話をしないことなので、
表に出づらいことが共通しています。
※ということで、私聞風坊はこれらすべてをドメスティックバイオレンス・DVとしてとらえています。

いつか止むだろう。
家族なんだから、そのうち優しくしてくれるだろう。きっと分かってくれるだろう。
私にも非があるから仕方ない。
誰かに知られたらもっとひどいことになる。
耐えるしかない。

などの思いがあって、家族以外の人に知られづらくなっています。

 この時、目から鱗が落ちるような一言があります。
もし、相手が他人だとしたらどう?

これです。

 今、怒鳴りつけてるのが、他人の子どもだったら?
 今、しつけだからと当たり前にはたいているその子が、隣の家の子だったら?

 もし、怒鳴っているその人が、電車で出会った知らないオジサンだったら?


 今、自分が殴りかかった人が、お母さんでなくご近所のおばさんだったら?

 もし、殴ってきた若者が、自分の子どもでなく見知らぬ青年だったら?


 私は、職場の女性に、今のような大声を上げるだろうか?

 もし、なじられ、辱めを受ける相手が、夫でなく路上で出会った見知らぬ人だったら?


 今、目の前の人が、昔暴力をくり返していた父でなく、今日初めて会った男であったら?

 もし、怒鳴りながら食事を与えてくれているこの人が、息子の妻でなく、知らない女の人だったら?

こう考えてみると、いつもとは違った感覚になるのが分かるはずです。

 ドメスティックな親密な閉鎖された関係においてフツーに行われる暴力・暴言・世話を焼かないことなどは、
関係を、他人とのそれに置き換えてみると、はっきりとイケないことだと実感できるはずです。

 もし、それが他人だとしたら?

 日常を振り返ってみることは日常を生きるのに役に立つと思っています。



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