学ぶことばかりのアダルトチルドレン

2014年09月04日

 アダルトチルドレンを、親や家族の期待に応えるエキスパートとして解釈するならば、

それ以外のことが手薄になっているであろうことは、想像に難くないでしょう。

 つまり、
子どもらしい感情を味わうこと。
誰かに甘えること。
他者に手助けを求めること。
自分の考えを知ること。
自分の身体のケアをすること。
自分のために時間を使うこと。
 などなどなど。

 アダルトチルドレンは、
 親や家族の感情に寄り添い、ときに振り回されることで、他者の感情には敏感だけども、自分の感情には疎くなっています。

 家庭が緊張感ある人間関係なので、心をゆるめて相手に願いを叶えてもらうことができません。だから知りません。

 大人がアテにならず、むしろ大人からアテにされるので、なにごとも自分でやらねばならず、だから助けを求めること・方法を知りません。

 私が意見を表明することは、とても危険な状況を招くかもしれません。その結果、自分らしく考えなくなり、相手の考えに沿って考えたり、状況打開のために、必要な知恵を編み出すことに長けるようになっています。

 都合、自分の未来を考えたり、自分の意見を言ったり、、自己紹介など、自分を問われる場面で苦労することになります。

 特に親や家族の心のケアなど、人のケアは得意ですが、その分自分に目が行きません。だから自分の身体のケアの仕方を知りません。
それは、雑な歯磨きによる虫歯の多さ、不十分な睡眠、少ない休息などとして現れます。

 なにより、そんな風に、自分のために時間を使うことに罪悪感を感じるでしょう。それするくらいなら、人のためになにかできるはずと思うかもしれません。

 アダルトチルドレンの回復には、これら通常なら大人から提供されるべきものを、
今、学んで身につける必要があるのです。

 その最大で困難の極みにあるのが、
人を信頼することかもしれません。

 自分の心を奥に隠し、社会適応することで生き延びてきたアダルトチルドレンにとって、
自分の心を表に出すことはとっても恐ろしいこと。

 いえいえ、それより先に心をどこに隠していたか探し出さねばなりません。

 それがまた極めて難しいこと。

 それには、
今ここで、私の心を探し出しても安全かどうかをしっかり確認し、
 探し出し方を身につけ、
   安全な分だけ心を表に出すことをくり返すこと。

 そうして少しずつ少しずつ、遠き昔に隠してしまった本来の自分を取り戻していくのです。

ホント、学ぶことばかりのアダルトチルドレンです。



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