アルコール依存症のこと2

2014年07月20日

 アルコール依存症のことについての続きです。

 前記事では、アルコールが体内にあることの影響を記しました。

 さて、となると、アルコールが体内にあったとしても、自分は酔ってないから大丈夫という思いが出て来ます。

 人はたいがいのことに慣れてきます。お酒にも耐性がつくのです。
以前より酒量が増えてきたなと直感的に思うようになったら、それはアルコール耐性がついてきた証拠です。
 血中アルコール濃度は高いのに、酔わない。(耐性がついて酔った自覚がない)ということは通常のことなのです。

 それは、アルコールが入って中毒症状が起きているのに、その自覚がない。気づいていない。
 というだけのことかもしれません。
 そうだとすると、大丈夫なことではありませんね。

※ちなみに、酒量の増減は、ゴミの日の空き瓶・空き缶・空きペットボトルの数で客観的に観察できますから、チェックしておくことは大事。good

 また、症状が出てないから大丈夫と思うのは楽観的すぎます。
特に、手が震えていない。肝臓の数値は正常。ちゃんと仕事が終わってから夜に呑んでいる。
 なんて、思うのは早計です。

 手が震えるようになったら、脳に影響が出てるでしょうからすぐさま病院に行って治療が必要なほどの深刻さです。
この状態になる前から相当な依存症になっているのです。

 肝臓に出る前に、まずは食道や胃が荒れるのです。
慢性の胃炎。甘いものを食べると胃酸が上がってくる時は、飲酒の悪影響かもしれません。

 呑まずにいられない。呑まないと1日が終わった気がしない。少しだけと決めているにも関わらず、つい2本目、2杯目を呑んでいる。そして翌朝はなんだかけだるい。

 アルコールが体内にあると、眠りが浅くなります。十分な休養が取れないまま、生活することになるので身体には大きな負担です。
問題は、その負担が飲酒で軽くなった気分になることなのです。こうして飲酒の量と回数が知らず増えていきます。

今すぐ深刻な状態になる人は、そんなに多くはないでしょう。
それでいて、すでにもうアルコールが体内にある状態が普通になっている人も少なくないでしょう。

 いずれにしても、
アルコールは薬物だ。
 という意識を持っていた方が、お酒と適切におつきあいできると思っています。

 飲酒は薬物摂取なのです。

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