2014年06月26日

未来が描けないときどうしましょう

 きっと悪いことが起きる。
という思いが強く、新しいことをやらない人や、

 トラウマが生じるほどのショッキングな出来事に遭遇して、
未来を考えられない人に対して、

 その出来事以降、今まで、心配するような深刻な事態は何も起きずにやってきたのに、

未来に対して悪いことが起きるはずだ。
 と予想するのは、バランスのとれた考え方ではありませんね。
論理的根拠に乏しいですね。

 だから、
未来もこれまでと同じように、ひどいことは起きないし、
仮に起きたとしても、もうその頃とは状況が違うから、なんとか対処できますよ。
 事実、今までもそうやってきたでしょ。

 という風に、論理性、認知に訴えて、ある意味説得するやり方があります。
認知の偏りによって、今の生活に不都合が起きているので、それを是正しようという意図ですね。

 さて、私聞風坊は、未来が考えられません。
 だから、
このワークで何を変えたい? というセラピストの質問や、

ジャーナリストのインタビューでの、今後どのような活動をされていく予定ですか? の質問が一番困るのです。叫び

 そんな私にとって、この認知に訴えるやり方は、正直納得いきません。
 だって、
自分の考えが論理的じゃない! 
 そんなこと、とうの昔から百も承知なのです!
何を今さらフンッ なのです。

とうの昔に論理的じゃないと知っているのに、変えない。
 それにはちゃんと理由があるのでした。

 実はこれ、問題は、論理性ではないのです。
というのも、
 それこそ頭では論理的に分かるけど、なんだか気持ちが乗らない。
 のですね。
だから納得いかないんです。

 ということで、気持ちに焦点を当てて、今までを振り返ってみると、

 今まで、何事も無くやってきたのだけれども、
その実、気持ちは穏やかでなく、怯え、おののき、気が変になるほどのストレスで毎日を過ごしてきた。

 そのような気持ちで過ごす日々が、
この先、将来、未来も続くと思うと、

 明るい気持ちで未来を描き、
将来に期待するなんてできない。

 まさに、未来もきっと今までと同じような気持ちでいるのだろうから

と根拠ある予想をしていることに気づくのです。

 だから、上記のような事実だけにもとづく説得ではなく、

にも関わらず気持ちはどうだったのか?

 と気持ちにも十分思いをやった関わりが肝心なのです。
 
このように考えると、

 まずは、気持ちが楽になるような状況を作ること、
そしてそれをしっかり実感できることが最優先のように思えます。
 安全、安心が第一なのでしょう。

 それには、ひとりぼっちじゃない。支えてくれる人がいる。相談できる人がいる。
エスケープできる、リトリートできる場がある。
 そのやり方を知っている。

 という環境整備が急務でしょう。

 特に、家族が安全な関係になることが最優先だと思っています。



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