2014年04月26日

3つの説がポイントです

 ものの本や、講演や、研修でポイント説明の時に言われるのが、

 3つのナントカ。

 例えば、3つのKとか、3つのMとか、
この3つに気をつけてやれば、上手くいくというキーワードですね。

 そういえば、小学校の頃、3無い運動とかありました。
1つは廊下は走らないでしたっけ。あとの2つはキョロキョロ

 これにならって今回は、
3つの「説」です。
 
 こもる人や、不登校の人、または受診などを嫌がっている人に対して、
やめた方がいい2つの「説」とやった方がいい1つの「説」です。
 この前、なかば強引に思いつきました。

 ではその3つとは、ずばり、

説教説得説明

 人の世の道理を説くお説教
 これ、それまで十分ミミタコで教えられてることをなんど説かれてもウンザリするだけ。
道理にしたがって生きてきてもこれといったイイことなかった人に道理を守ることを説いても心に響きません。
 だって、道理を守ることに意味が無いんだもの。

 次が、自分が望む考えや行動を相手に一方的に求め、相手を説き伏せる説得
自分が希望しない考えや、行動を押しつけられて、喜んでその通りにする人はまずいません。

学校に行くことを考えようか。
そろそろ働こうよ。
ね、治療を受けようよ。
 こんな説得が効果を発揮した人がどれほどいるでしょう?

 ここで大事なことは、
自分だけの望みを押しつけるのではなく、
 相手も望むこと
つまり相手に受け容れられる提案をすることなのです。

 そのためには、
こちらの思いをきちんと説明すること。
相手の考えや行動について私が気にしている点をしっかり説明すること。
なによりも、相手がなぜそのような考えや、行動をするのかについて、私なりの解釈を説明することです。

 そうして、
だから、こういう提案をしている。
 と説明するのですね。

 実はこれ、こちらの腹を、隠さず見せているのですね。

私は、こういう思いでいる。
そしてたぶん、あなたはそのことについて、こうなったらいいなと考えて、今やってるような行動をしていると私は考える。
それについて私は、それらのことが、こういう理由でとても気になっている。
そこで、ひとつ、こういう風にしてみるのはどうかなと提案するんだ。

 そして、
この提案を受けるか受けないは、相手の判断にゆだねます。

 提案を承諾したらそれでよし、
もし断られたとしたら、説明を求めてもイイかもしれません。

 理由を聞かせてくれる?

 その上で、再提案してもイイかもしれませんし、
ひょっとしたら相手から代替案が提示されるかもしれません。

 説教や説得のような一方的な伝達は、論理や常識を前面に出すことで、こちらの腹を巧妙に隠しています。
一方、私の本心を正直に相手に説明することは、隠しごとのない誠実な関係を築く土台となります。

 それは、私たちのここでは心を開いても安全だよ。というメッセージともなります。
人が行動しない(できない)理由の1つには、安全が確認できていないという気持ちがあるようです。

 安全を確認しながら行動する。
その手助けをする。それを一緒にやる。
 蛇足みたいですが、ひきこもり家族教室で行うCRAFTプログラムは、最終的にそういう関係作りを目指しています。



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