支援しない支援

2014年02月02日

 昨年12月に、支援・相談者研修に参加したのですが、研修中、折々に出て来る言葉が、

 どうしたいの?

でした。

 相談してきた人、クライエント、今困難に直面している人に、

 どうしたいの?

と訊くのですね。

そもそもその人の問題だから、
  その人こそ主体的に問題に対処できる力があるから、
     その人こそ自分にできる一番いい方法を導けるから・・・。

などの理由から、訊くのです。

支援・相談者は、なんでも知っていて、なんでもピシャッと解決できるという支援・相談者幻想を排除すると、こういう姿勢になるのでしょう。

 私が自助グループの運営を任されていたときも、同じような言葉を繰り返していました。
どうしようか?

 この時、自助グループは、私もメンバーの1員ですので、自分のアイデアも提供します。
全員からアイデアが出ればよし。
 そうでなくても賛同か不同意かという形で全員の意志を共有して、

 グループを運営していました。

 もし、リーダーが、気の利いたアイデアを提供し、お客様よろしくメンバーによいサービスを提供していたとしたら、
こういう全員参加型の運営は難しいだろうと思います。

足りないことは、どうしたら足らせるかを考えるチャンスになります。
貧しいサービス。
支援しない支援。

 それは、
自分はどんなサービスが欲しいか?
自分を支援するには自分はどうしたらいいか?

を考えるチャンスを提供します。



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