なんかしないといけない感じになるとき

2014年01月16日

 こもる人たちの話題の中に、同調圧力(どうちょうあつりょく)というものがあります。

 はっきりとは表さないけれど、
同じ思いでいてくれ、
  賛同してくれ、
    同じ行動をしてくれ、
 と相手に同調を暗に求める無言のメッセージとして私は理解しています。

 時には、同調しないとその集団から排除されることもあり、
言葉にされていない圧力というか、雰囲気というか、メッセージ性にとても敏感になっている場合があります。

 こういう風にメッセージを受け取ると、
なんかしないといけないのかなぁ。という気分になりがちです。
別にはっきり言われたわけじゃないのに、なんか求められてるようで、何となく落ち着かなくなってガーン いやな気分を味わうのですね。

 これ、いわゆる空気を読むということですね。
私と同調しなさいという空気を読んで、同調すれば、友達、仲間として大切にされる。
  空気を読んでも、同調しなければ、同朋とは認められない。
 そもそも、空気が読めなければ、仲間になったり、なれなかったりというチャンスすらない。
だから、空気を読むことに神経を使うし、そして疲れるのですね。

 さて、この同調圧力となりそうな出来事は、そこら中にあります。

 「あ、アレかわいいね!」 との一言。
どちらかというとただ自分の気持ちを言いたかっただけ。
 なのか? それとも
相手に同意を求めて、もし同意しなければゼッコーなどの罰などを与えるつもりの恐ろしい一言だったのか?

 「ひきこもりは、才能あふれる若者達だ!」 の主張は、
 こもる若者を肯定し、存在を応援する意味合いがもっぱらでしょうが、
受け取り方によっては、
 才能ある若者としてこもる若者を見なければならない。
    こもる者はそれを自覚せねばならないという心理的プレッシャーとなる場合もありましょう。

その他、こんなのがあるかもしれません。

学校に行こう!
学校なんか行かなくてもいい!

対人恐怖は病気だから治るんだよ!
対人恐怖は個性だから、人と会わなくても暮らしていける社会を作ろう!

ちびっ子は、明るく元気だよ!
暗く陰気なちびっ子集まれ!

お金を稼いで幸せになろう! なんでお金を稼がないの?
お金なんかいらない。足るを知る生活をするんだ。

 ある人、またはある人たちが、一つの主張のもとになにかしらの活動をすると、
そこには影響力という力が生じます。
 その力を感じた人は、そこから私たちに同調せよというメッセージを抽出するかもしれません。

 こもる人たちが、誰かの発言の含み、裏の意味、真意に敏感である場合は多い。
ということを知っておくことは役立つでしょう。

 ちなみにこの主張も、軽い同調圧力となっていますね。



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