「なのに」「だから」で価値観を知ろう

2013年12月06日

 ○○なのに。
 △△だから。

は、目に見えない価値観が表現されています。

 ここでの価値観とは、
自分がなにを大事にしているか。
  なにを無意識に注意しているか。
     なにを基準にして、社会や人や出来事などを評価しているか。
です。

例えば、

 男なのに。男だから。女なのに。女だから。
と口にしたり、思ったりする人は、
 性別によって、その人に期待することや期待の程度が違うでしょう。

 社長なのに。工場長だから。理事長だから。
など、「肩書き」で、自分の言葉遣いや態度を激しく変える人は、
 社会的地位によって、その人の価値を判断しているのでしょう。

 あの大学なのに。あの高校だから。あのグループなのに。当事者から。だと、
 その人の所属している集団によって、その人を評価しているのでしょう。

 消防士なのに。教師だから。無職なのに。派遣だから。正社員なのに。だと、
 その人の職業でしょうか。
 職業に貴賎はないとは言いますが、個人的価値基準に照らすと評価の高い職業と低い職業はあるようです。

 さて、この価値観、価値観が多様化している現在、個々に違ってきています。
だから、
 あいつ男なのにあんなことしてて、変だよね。
と相手に同意を求めても、同意されないことは多くなってきています。

 そういうことから考えると、
社会に属することに価値を置いている人が、置いていない人に社会参画しようよとどれほど口説こうとしても、
 それは無理なことかもしれません。

 相手の価値観に添う。
寄り添うとはそういうことなのかなと思いました。





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