魔法の杖に気をつけましょう

2013年11月16日

 待て

 寄り添う

 受容

 共感

 ほめる

 肯定

 ありのまま

 自分らしく

 無理せず

 みんな違ってみんないい

 障害じゃない個性だ

 病気じゃない働いていないだけだ

 不登校は生き方だ

 人と比べない

 これらは、
世間でスローガンのように口にされる言葉たちです。

 この言葉を目にしたり、口にしたりすると、
今までからい続けた重荷がなくなって、心や身体が軽くなったり、

暗闇の先に希望が見えたり、

だから、生きていくエネルギーがわいてきたりします。

 まるで、魔法の杖のよう。

 だから、つい、これらの希望の種を口にしたり、文字にしたりして、
相手に魔法の杖をわたそうとしたり、
   もらおうとしたりするのですが、

 忘れてはいけません。
それらは、問題をすべて丸く解決してくれる魔法の杖ではないのです。

 待てという魔法にかかった人は、何十年も何もせず、不安を抱えたまま待ち続けます。
もうすでに待ちくたびれていても、待っていれば必ずいいことがやって来ると信じて待ちます。

 受容という魔法にかかった人は、やってはいけない行為も受容し続けます。
都合、やってはいけない行為は繰り返され増強されます。

 ありのままという魔法にかかった人は、なにも変えることをしません。
だから、成長したり、より心地よい方へ変えることすら抵抗を感じるでしょう。

 障害は個性だという魔法にかかった人は、自分の個性が、自分がのびのび生きていくことの邪魔をしている点を無視します。自分の個性の発揮の仕方を調整すれば、いまより楽に生きていくことができるであろうことに意識を向けなくなります。

 魔法の杖

魔法の効き具合に注意して使いましょう。



同じカテゴリー(社会のこと)の記事画像
【告知】ケアニン上映会とトークイベントのご案内
【告知】ひきこもりフォーラム2019のお知らせ 再掲
【告知】インクルーシブ教育のイエナプランの講演会あります!
【告知】困難を抱える子ども・若者支援のイベントあります
同じカテゴリー(社会のこと)の記事
 その人は、その人たちの典型例ではないかもしれないこと (2020-04-01 06:00)
 予防という発想がおぞましい話 (2020-03-01 06:00)
 不登校児童生徒は学校に行かなくてもよくなったらしい話 (2020-02-13 06:00)
 人に迷惑をかけちゃダメよ! の受け取り方が2種ある話。 (2020-02-09 06:00)

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
魔法の杖に気をつけましょう
    コメント(0)