2013年10月31日

グループにいかに役立つか?

 自助グループでの学びの一つに「役立つ」ことがあります。

 以前の記事では、
自分に役立つことを持って帰りましょう。
 として、もらう方について、または頂き方についてお伝えしました。

 今回は、立場が逆で、
グループに役立つことを提供しよう。
 です。
つまり、差し出す立場から、差し出し方についてお伝えします。

 かつて、
「グループに役立つことを話すんだよ」
 と教えられた記憶があります。

 なんだか、相手が喜ぶ話、相手が感動するようないい話をしなさいよ。
と言われているような気にもなります。
 でも、グループミーティングでの話は、ちょっと違うのです。

 グループは、メンバーそれぞれが自己の変化と成長のために集まっています。
ですから、グループに役立つということは、
 グループや、メンバーの変化や成長の役に立つこととなります。

 それでいて、ミーティングは自分の体験を話す(シェアする)という姿勢ですから、
自分の体験のうち、グループに役立つ話をする。
 となります。

 そしてその体験とは、自分の変化と成長に役立った体験です。

なんだか、論理的に突き詰めているような感じですが、

 一言でいうと、
自分が変化成長した体験のうち、これは、グループやメンバーに役立つぞ!
という体験を、グループに提供しようね。
 ということです。

 そのためには、その体験が、どんな風に自分の役に立ったのか?
を振り返る必要があります。
 それには、そもそも自分はどんな点が未熟であったのか?
この体験を通して、何に気づき、何を学び、どう行動を変え、そしてどんな新しい調和を手にしたか?
を伝える必要があります。

 例えば、いつも通りに家族とケンカをしていたとしたら、
 いつもいつもこんなことを繰り返している。ということに気づき、
そうして、家族への憎しみをつのらせているという仕組みを学び、
 だから、同じようなマズイ展開になりそうな時は、そこで言い争いをやめたり、 パーストップ!

 自分に責任が一部でもあるならそれは認めて、
     謝れるところは謝って、と行動を変え、
今まで通りではないケンカの結果を手に入れる。
      ※それは、建設的な問題解決のためのディスカッションかもしれない。

 という新しい調和の仕方を手に入れた。

 という体験を報告するという形で、グループに提供するのです。

グループに役立ち、そしてグループが一番喜ぶ話は、メンバーの変化と成長です。
それは、他のメンバーの変化と成長に役立ち、そしてグループそのものの変化と成長に役立つからです。

メンバー個々の変化と成長が集団の役に立つ。

私の変化と成長が、誰かの役に立つ。
 これは、新しい思いやりの形のように思えます。
だって、自分を大切にすることが、誰かの役に立つんですから。

 誰かのためではなく、自分のためにやっていることが、誰かの役に立つ。
私が自分を生きることが誰かが生きる役に立つ。

 そういう仕組みでなり成っているのが、私が体験した自助グループでした。
この体験談が、あなたの役に立てば幸いです。



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