役立つことを持って帰ろう

2013年10月19日

 自助グループで学んだことで、特に影響を受けたことの一つが、

自分に役立つことだけを持って帰ろう。それ以外は置いて帰ろう。

という口伝でした。

例えば、
うわさ話。
仲間のプライバシーに関する話。
怒り、不安などの激しい感情。
言い訳の仕方。

などをミーティングで聞いたとして、
自分の回復と成長に役立つならば、持って帰り、
日々の生活に活かすけれど、

そうでないならば、その場に置いて帰るということです。

 実際、上述のこれらは役に立ちません。
むしろ回復と成長の邪魔になります。

 なぜならそれらは、
私たちの問題や課題から目をそらし、しかもそれらのことについて意識が昂ぶるからです。

 例えば、
社会悪の増加。
  ミーティング会場の閉鎖という噂。
    メンバーが話しているのは、あの人のことだ。
  私を侮辱した家族への激しい憎悪と、復讐したい衝動。
 ボクたちは対人恐怖だから、ひきこもっていていい。
アダルトチルドレンだから人間関係悪いのはしょうがない。

 これらの、世間話、噂、衝動を引き起こす激しいい感情、変化の可能性を閉ざす自己正当化などは、
自分をよくしていく役に立ちません。

 だから、
 増加する社会悪の中にも関わらず、今日一日穏やかに暮らせたこと。
そしてそれはどのように実現したか?

 噂話を聞いた時の、動揺したり、鵜呑みにしたりする日頃の自分の反応を知り、
これからは、噂の出所を調べる、裏付けをとるなどの客観的な行動をとるようにすること。

 自分に向きあうより、他人のゴシップについ意識が行く自分を知り、
他人のことに熱心になるように、自分にも熱心にすること。

 その場を離れる。深呼吸をする。OK、OKと5回言ってみるなど、激しい感情が起きた時の対処の仕方を学び、
衝動でなく落ち着いた行動をとるように、日常を過ごすようにすること。

 自分になじんだ症状を言い訳にせず、つねに改善の意識をもって日常を生きること。

などを持って帰るようにします。

役立つことを持って帰る。
役立つことだけ手にする。

 テレビを見ていても、人の話を聞いても、自然の風の音を聞いても、
自分を心地よくし、それでいて他者と調和する生活に役立つことに意識を向ける。

 これはとっても役立ちます。



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