大阪でお話ししました

2013年10月03日

 8月に、大阪のわかもの国際支援協会さんの主催の集まりでお話しさせて頂きました。

 こもる人の持ち味を活かしたビジネスモデルを構築して実践されているわかもの国際支援協会さんです。
集まりに参加される方もほとんどがいわゆる当事者の方。

 おかげで、久々に会場を含めて「わたしたち」というスタンスで話せることに大喜びの私でした。
いつもは、会場と私聞風坊との間には、見えない境膜があるのです。

 お話の内容は、TA・交流分析的ひきこもり状態からの回復私たちは語れているか?
ひきこもり状態からの回復は、前日TA国際大会でお話した内容を短縮してシェアしました。

これは、
 外出する時、
  誰かに会う時、
    なにかする時
私たちがよく体験する、あの心もとなさを、

 まるで、
保護膜がない!
 ようだとして、TAの構造分析をベースに考えてみたのですね。

保護膜のない裸のチャイルドが直接社会と関わらなければならないから、とっても不安で、怖いと。

 だから、安全で安心できる場に参加して、そこでたっぷり肯定的なストローク(コミュニケーション)を得ることで、
保護膜ができて、心は安定する。
 そしてその場とは、仲間集団やセラピールームでの人間関係だと。

 結構難しい話なのですが、皆さん理解が早い!
すぐさま自分の体験に応用されて、ディスカッション大盛り上がり!

 こうするしかない! こうしてはならない! と、
自分を押さえ付けているのは、存外自分自身だったりするので、

 押さえ付けなくてもいいよ。
   押さえ付けなくても大丈夫な時はあるよ。
 と自分に許可することを意識すると、改善の道が開けるものですもの。


語れているか? については、またの機会に。



タグ :TA大阪

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