魔法使いじゃないから!

2013年09月04日

 TA・交流分析のお話です。

職場や学校、家庭での人間関係で、

お願いする人と、お願いされる人が決まっていることはありませんか?

 こうしたいんだ。こうなったらいいよね。こうしてほしいんだけど。
と要望だけを言う人と、

 じゃ、こうしましょう。
と、その要望にもっぱら応える人。

 NPOのWeb担当の人には、これが多いと聞いたことがあります。
チャットっていうの? うちでもできない?
  ホームページをもっとこう…そう、次から次に写真が入れ替わるようにしてニコニコ
     ほら、旅行会社でよくある、クリックすると料金が出て来るヤツ、あれやって!!!

こんな感じ。

 いや、あたしゃ魔法使いじゃないからちっ、ちっ、ちっ
というWeb担当の独り言が聞こえてきそうです。

 お願いする方は、Web担当者をなんでもお願いを夢のように叶えてくれるすごい人だと思っているのでしょうね。
この人、C・チャイルドにいます。
 これ、P1+転移なんて言われるところです。
魔法の親と呼ばれる自分のP1をWeb担当者の顔に貼り付けているのですね。

 一方のお願いされる方は、貼り付けられたP1のために、つい無意識にペアレントにいて、チャイルドにいる相手の面倒を見ることになるのでしょう。

 会社のボスの右腕、敏腕秘書、できる社員、できる同級生・・・。上司や部下同僚友達からのP1転移をよく受けがちかもしれません。

 期待に応えることはやりがいがあります。
その一方で、際限のない夢のような期待に応えねばならないことにウンザリしてる面もあるかもしれません。
 だって、相手は、口で言うばかり、こちらに丸投げで実現のためになんの努力もしてないんだもの。

 そして、ひょっとしたらうっすらと、期待に応えられなかった時の、相手の反応を予想しているかもしれません。
「あんた、ダメね」「期待外れの能なし」というあがめ奉っていたのとは真逆の地の底に突き落とす評価ですね。
 P1-転移と言います。

 だから、お願いされる方は、期待に応えることをやめられないのかもしれません。

 じゃ、どうしましょう?

 TAでは、私たちは考える能力がある力こぶ  と強く言われます。

 期待してくる相手にも考える能力はあるのです。
だから時には、魔法を使わない現実的なやり方を、一緒に考えみるのもいいかもしれません。
 写真って、具体的にどれとどれですか?
   それをどのタイミングで入れ替えましょう?
      そうして、最終的にどうなることを望んでいるの? 

 これらの作業は、期待に応える私がいつも一人でコツコツ相手の代わりに考えてやっていることです。
 だって、私、魔法使いじゃないんだから。

 だから、たまには魔法使いの役を降りて、相手にも考えてもらいましょう。


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