謙虚なようで傲慢な心

2013年08月27日

 アダルトチルドレンの自助グループで、よく学んだことの一つに、
傲慢」というのがあります。

ごうまんです。

日常、滅多に使わない言葉ですね。
 ※正直、漢字で書けません。泣き

 これ、
私はアルコール・薬物をコントロールできる!
 という意識は、思い上がりだ。
  私にはコントロールできる力なんてない!

という事実から学んだ自助の核心的概念です。

 いつ飲むか、どれぐらい飲むか、または飲ませないか、
自分の大切な人の飲酒を私は管理せねばならない。なぜなら私は管理できるからだ!
 という思い上がった思い込みをいさめる時によく使います。

酒瓶に印をつけて、今日はここまでなら飲んでもOKとしていたり、
  酒瓶を隠して、一滴も飲ませないようにしたり、
     飲まない誓約書を書かせて、飲んだら罰を与えるようにしたり、
 飲まないように四六時中見張っていたり、

 あらゆる手段を講じて、自分の大切な人(の飲酒)を自分の支配下に置こうとしても、
まったく効果がないということは、世界中の依存症家族の自助グループメンバーは知っています。

 誰も、誰かの行動を管理などできないのですね。
同じように、誰かの気持ち、感情、思考も管理はできないのです。
 それらができるのは、その本人だけ。
これが厳然たる事実なのです。

 にも関わらず、つい忘れてしまうこの事実を肝に銘ずるために、
グループでは傲慢という言葉をよく耳にし、口にし、
 そうして自分を振り返っていました。

 さて、いつも人のことを気遣っている人がいるとします。
その人は、誰かとの会話の後、決まって反省します。

 あの人は、私と話して楽しかったのかな?
    私の発言で、場の雰囲気悪くならなかったかな?
 という風に、相手のことに気を遣います。 

 究極、
 私が気を悪くさせてしまった。
    私が場の空気を重くしてしまい、誰も発言できなくさせてしまった。
 スミマセン大泣き

 と、こんな気持になることがあるかもしれません。
一見とっても謙虚。

 でも、実際は、とっても傲慢。

 だって、私があなたを支配していると考えているからです。

 細かく分析すると、
 私は、あなたを気分よくさせる力があるから、あなたを気分よくさせるべきなのに、
   実際は、気分悪くさせてしまって、あなたが言葉を発することすらできなくさせてしまった。
 なんて罪深いんだ私は。
    スミマセン・・・。
 となります。

 傲慢は、
○○させてしまった。
 の言葉に表れます。

 自分の言動を振り返るポイントの一つです。


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