感受性が高いのは悪くないでしょ

2013年06月24日

 結構よく見聞きするコメントが、

「うちの子は感受性が高いからガーン
 というのがあります。

 感受性が高いから、いろんな刺激に敏感で、すぐ心が乱れて、
そのために、いろんな苦労がある。

 だから、感受性がもうちょっと低い方がいい。

という考え(または願い)からの発言のようです。

 感受性というのは、いろいろななにかを感受する能力のこと。
この場合は、特に不快ななにかを感受する能力のことですね。

例えば、ガスの臭い、身体の不調、相手の微妙な暗い表情、機械の異音、いつもと何か違うヤな感じ…。

 実のところ、これらのことを、よく感受できるのは、とても有益ですね。

 だって、大ごとになる前によろしく対処できるもの。
これ、感受=気づいたからこそできること。

 さてここで大事なのは、感受したあと、どうするか!? なのです。

 もし、上記のようなことを感受したとして、
  ただ怯えてあたふた歩き回ったり、
     誰かを責めたり、
        不機嫌でいるだけだったりするだけだとしたら、どうでしょう。

 感受した不快ななにかから気がそれるので、少し気持ちは楽になりますが、
不快ななにかはそのままです。

 このときもし、
 窓を開ける。ガスの元栓を閉める(なんならボンベや配管のおおもとの弁を閉める)。
   とりあえず病院に診察受けに行く。
       相手に真意を聞いてみる。
          異音の場所を特定する。サポートセンターに問い合わせる。車の修理工場に相談する。
などと、

 不快ななにかを解消する行動を起こしたとしたら、どうでしょう。
そして、見事異常事態を解決したとしたら。
 むしろ、感受性の高さは歓迎されますね。
よく大事になる前に気づいたgoodと。

 大事なのは、
感受性が高い低いということではなく、

感受したあと、どうするかなのです。

 感受性が低くなりますようにと願うよりも、
不快ななにかを感受したときは、どうするかを教えたり、
 どうしたらいいかを一緒に考えたりする方が、
お互いの信頼も深まるし、なによりも不快の解消に現実的です。



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