魅力を伝えるのですね

2013年05月01日

 私が参加した自助グループでは、広報宣伝活動を厳に戒めていました。

 それは、
他者にうったえる活動は、親や社会への復讐や、自分への哀れみを誘う活動になりがちだから、
それよりも、自分の変化と成長に力を入れなさい。
 という考えに基づいていました。

 では、
自分たちの活動をどうやって知らせればいいかと問うと、
 魅力を伝えなさい
と教わりました。

 それも、
 あそこよりもうちが優れている。
   あそこにないものがうちにはある。

 という風に、他者をおとしめることで自分たちの魅力をアピールすのではなく、
純粋に自分たちの魅力を伝えるのです。

 さらには、
 私はこいういう点に魅力を感じて参加している
という風に、私の体験を伝える形でやるようにと学びました。

 ひきこもり支援シーンでは、
このままこもっているとヤバイよ! だから社会に出なさい。
 という風に、ヤバいことが起きない点を強調しがちです。

 でも、充分にヤバいことばかりを体験したこもる人にとって、これはあまり効果があるとは思えません。
同じヤバイなら、今のヤバサの方が慣れてますもん。状況を変える必要をまったく感じません。ちっ、ちっ、ちっ

だから、どうせなら、
 こんなイイことがあるよ。
社会って、なかなかイイよ。
 という風に、社会の魅力を伝えてみるのがいいと思っています。

 社会に出ると、今と違い、こういう点はイイことあるよ。
ですね。

 同じように、
 家族と話すとイイことあるな。
   頭のもやもやがスッキリするな。
     悩んでいたことが整理できるな。
        なんか踏ん切りがつくな。

 という風に、家族と関わることに魅力を感じるようになると、こもる必要性が低くなってくるはずです。

魅力を伝える。

 これには、自分が社会の魅力を実感している必要があります。
そして、自分自身の魅力もね。

 やったもんせ。


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