してあげることができるという神話

2013年04月24日

 TA交流分析では、いくつかの神話が提示されていますが、
私たちのあなたと私に関する「思い込み」については、対になる4つの神話がベースにあるようです。

第1の神話
 私は、あなたの代わりに考えて、あなたを気分よくしてあげられる。

第2の神話
 あなたは、私の代わりに考えてくれ、私を気分よくしてくれる。

 だから
第3の神話
 私は、あなたの気分を悪くさせられる。

第4の神話
 あなたは、私の気分を悪くすることができる。

 第1の神話は、まるで自分が優しい親にでもなったかのように、
なにかで困っている相手に対して抱きやすい思いですね。

 一方の第2の神話は、まるで自分が無力な子どもにでもなったかのように、
なんか自分よりまちがいなくすごそうな相手に対して抱きやすい思いですね。

 第3の神話は、まるで支配的で厳しく怖い親にでもなったかのように、
相手の気持ちをコントロールしているのは自分だと思っています。

 そして第4の神話は、まるで無力な子どものように、
自分の気持ちは、相手次第だとして相手からの支配を受け容れる思いです。

 親が子どもに、
勉強させて

 または子どもがひきこもってるから
困らされて

 部下が上司に
残業させられて

 またはだらしない上司の
面倒をみてあげて

 彼が彼女に
傷つけられて

 または
彼女を夢中にさせて

 私は社会から
排除されて

 または、私が頑張れば家族を
幸せな気持ちにさせられる

 なんて、しれ~っと、しかもゆるぎなく思っているかもしれませんが、
実はこれ全部神話なんです。

 私たちには、相手に○○させる能力はないのです。
そして、相手にもその能力はないのだから、相手から○○させられることもありません。

 だから、
相手が考えたり、感じたり、行動したりしたことに対しては、主な責任もありません。

なぜなら、私たちは、どう感じるか、どう考えるか、どう行動するか、は自分で決めているからです。

 だって
私たち、相手の言ったことにぜんぜん平気なときもあるでしょう。

 だいたい、
子どもに自分たちが思うように勉強させることに成功した親って、何人いるでしょう?




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