ひきこもり全国大会やりました

2013年02月27日

 さる2013/2/23~24にひきこもり支援者の全国大会を開催しました。
初日23日の特別交流会で当事者シンポジウムの司会を務めさせていただきました。

 当事者会! と銘打ったせいか、当事者しか参加しちゃイケないと思われたか、
事前申込みが少なく少々不安でしたが、
 13:30の開始以降、なんかオモシロいことやってるキョロキョロ的に、同席される方も増え、
 気軽に意見交換しやすい人数での実施となりました。

よかったよかった。

 さてシンポジウムの中味です。

 まず私聞風坊が、こもる人が発言し、それを他者が聞くときに起きるズレについて、いろいろお話し、
最終的に、私たちこもる人は自分たちの声をちゃんと聞いているのだろうか? と問題提起いたしました。
 人に聞いてもらうことを期待するよりも、自分の声をしっかり受け止めるよう自分自身に期待するとの意図ですね。

 続いては、大阪のNPO法人わかもの国際支援協会の横山泰三氏が日頃の活動をお話されました。
 「ひきこもり」であることを問題にするのではなく、今できることを活かし、それを一般社会的にも価値が置かれるようアレンジすることをされているのだと思いました。
 既存のやり方にとらわれることなく、社会と関わる自分たちなりのやり方を、自分たちで開発していけばいいんですもんねgood

 最後に、大分の相談機関で活躍されている若菜洋樹氏がお話されました。
 支援する立場と支援される立場の両方を経験されている氏は、両方の立場が分かるだけに、
いつもゆれながら相談を受けておられるのだそうです。

 いろんなスッキリしない思いをホールディングしながらクライエントと一緒に作業していく。
対人職には、このホールディング力が必要なんだなと思いました。スマイル

 最後には、垣根を取り払っての意見交換花火

 (ズレが起きたときに)私たちはなにができるのか?

 シンポジスト・参加者・支援者・こもる人という垣根を取り払い、
その場にいる全員が、この出来事に向きあう当事者として意見交換しました。
 
 活発なやりとりがありました。
 そして一つの答えは出しませんでした。

 出さなくてもいいんです。
だって、現場はシンポジウムの場ではないからです。
 私たちの日常が現場なんです。

 全国各地からお出でになったそれぞれの日常に戻って、このシンポジウムでの経験を
活かして頂くことが、なにより意義あることだと思っているからです。

 シンポジウム後、皆さんとお話したところ、宮崎土産としてなにかをお持ち帰りになったようです。
よかったよかった。ニコニコ

 開催にあたり、陰に日向に協力頂いた皆さまに、この場を借りて心より御礼申し上げます。
 支援者と当事者の垣根を越えてアウフヘーベンするところの、
ひきこもるという出来事にとりくむメルクマール的シンポジウムになりました。拍手



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