2012年12月05日

傷名(きずな)という名の絆

 先日、人権に関する相談の研修会を受講してきました。

学校現場から、職場のメンタルヘルスまで長年幅広く活躍されている講師のお話は、とても刺激的で、楽しい研修でした。

 印象に残っているお話しの一つに、「絆」のくだりがあります。

絆といえば、素敵なことのような風潮だけども、実際は、そうとは限らないとのこと。

 実は、世の中には、安全とか、安心とか、健全な成長のためなどで、本当は切った方がよくて、切りたいのだけども、切れない絆があるのですね。
 一般的には、しがらみと呼ばれているでしょうか。

 以前読んだ本の、「心的外傷による絆」という言葉を思い出しました。

私は、恐怖によって心をつなぎ止められた人間関係のことだと受け止めています。

 その絆は、私を縛り付け、自由を与えず、他人からの侵襲を受け入れ、主体性を奪います。

 この人間関係の絆は、
安心安全な絆だろうか?
恐怖の絆だろうか?
 その絆は、心の傷を表してはいないか?

相談に当たっては、きちんと見立てる必要があるなと心しました。


参考文献:「心的外傷を受けた子どもの治療―愛着を巡って」(ビヴァリー ジェームズ 誠信書房)


タグ :心的外傷

同じカテゴリー(研修受講)の記事
 専門家が連携するための研修を受けたのでした (2017-10-24 06:00)
 失った痛みをケアする講演を聞いたのでした。 (2017-04-13 06:00)
 デートDVのこと (2017-03-07 06:00)
 トラウマケアの研修受けたのでした (2016-12-04 06:00)

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。



【お知らせ】
これまでの発表や記事原稿を、「聞風坊の図書館」で適宜公開しています。
別サイトになります。こちらもご覧下さいませ。


過去記事
みやchan インフォ
みやchan ホームに戻る
みやchan facebookページみやchan twitter
QRコード
QRCODE
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 10人
オーナーへメッセージ
 お手数ですが、携帯・スマートホンなどからの送受信の際は、パソコンからの受信ができるよう設定をお願いします。
 当方からのお返事が送信できないことが時々あるのです。
削除
傷名(きずな)という名の絆
    コメント(0)