当事者活動人・聞風坊のブログ

　久しぶりに、TAのお話です。

　今回は、基本の基本の「ストローク」。
交流の最少単位とか、存在認知の最小単位とか説明されます。

対象を承認する行為なんて説明も当てはまります。

…

なんじゃそりゃ？

　ということで、
　人との交流に限って言うと、
誰かを見るという行為がストロークになります。
　見ることで、私はその人の存在を認めたのです。

　または、誰かから「こんにちは」と声をかけられた場合。
これは、相手が私を認知して、そして声をかけるほどに関心を持ったからです。
　この時相手は、私をストロークし、私はストロークされた。となります。
※それより前に、私の存在自体が、相手の（視覚）をストロークしたのかもしれません。

　以上、ストロークとはなんじゃろかい？　がなんとなく分かったところで、

　さて、このストロークには効果があります。
前の記事に書いたように、報酬としての効果があります。

　そしてもう一つ、大事な効果があります。

　肯定的なストロークは活力を蓄える。
という効果です。

　肯定的にストロークされると、私は元気になります。
私は、相手から認められ、OKであることを確認し、心地よくなるからです。

　そしてもう一つ不思議な特徴があります。実は、
肯定的なストロークをしても、私は元気になるのです。
　相手を認め、OKであることを伝えると、私も心地よくなるのですね。

　行動するには、なにより源となるエネルギーが必要です。行動し続けるには、もっともっと必要ですね。
そのエネルギー・活力を貯めるには、肯定的なストロークがとっても効果的なのです。

　そう。大切なのは、
肯定的なストローク。

肯定的なストロークをし、される。

活力が充分でなく、こもっている人には、とても必要なことだと思っています。