思いをやるということ

2012年11月09日

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 いろいろな方と、人と人との関わり方についてでお話します。
もっぱら、友人とか、親子とか、仕事関係での、関わり方ですね。
 確かに苦労する点です。私もその1人キョロキョロ

 さて、そのお話しの中で、気になるのことが1つあります。

多くの人が、相手の立場に立って考えていないってことです。

その現れとして、
 相手の話の概要を聞いただけで、
 または、早々に「要するにこういうことでしょ」と自分なりの結論を出して、
それにもとづいて相手にアドバイスしたりしています。
 ときによっては、話すら聞かず、なんやかや言うてる場合もありますね。

 これ、自分の立場にだけ立った聞き方であり、考え方であり、助言の仕方ですね。

 相手のおかれた状況に身を置いて、
  相手が考えたように考えて、
   相手の感じたような気持になって、
 それから導き出されたアドバイスではありません。

そのために、
 相手にしてみたら、一方的に(分かった風な)アドバイスされてる感じです。
だって、自分のことを分かってもらっている気がしないもん。

人のこと分かってない癖に、知った風なこと言うな!
 という気分になることもありましょう。

 「思いやり」という言葉があります。思いを遣る(やる)と書くのでしょうか。

 相手に、私の思いを遣って(やって)、相手の立場になっていろいろ思ってみる。
お互いに信頼しあえる関わりの始まりは、ここからのようです。

 相手に思いを遣る。
おためしあれ。



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