受動的な子どもなんだね

2012年08月31日

 TA・交流分析には、機能分析という手法があります。

 私(またはあなた)が、相手とどんな風に交流しているか?
を見て、よりより交流の仕方を考える手法です。

 例えば、冷静に、客観的に落ち着いた声のトーンで、適度なスピードで相手と会話をしているとき、
それは<成人>が機能している。と言います。

 今、「これやんなさい!」と上から目線で相手から言われたとします。
 その時私は、瞬時に、
その命令に従おうと思うか、
「なんだとぅお!」と反発心を持つか、
 おおよそこの二つの反応をします。

 前者は、まるで親の言うことに素直に従う子どものようなので、
<従順な子ども>が機能している。と言います。

 後者は、逆に、親の言うことに反抗する子どものようなので、
<反抗的な子ども>が機能している。と言います。

 まったく逆のようですが、実はこの二つ、相手の行動に反応しているという点で、
本質的には一致しているのです。
相手の行動に合わせて、自分の行動を決めているのですね。
 つまり受動的、適応的なのです。
そこで二つをまとめて<適応した子ども>とも言います。

 ですから、
従順に従う場合も、反抗する場合も、根っこは一緒で受動的なのですね。
 一見、反抗というのは、自己主張しているようですが、実は、相手の意向に歯向かうことで間接的に反対表明しているわけで、
「私はこういう思いでいます!」と、自分の意向を直接的、主体的に主張しているのではないのですね。

 では、受動的の逆、能動的なときってどんな風でしょう?
「これやんなさい!」
と言われたとしたら、いえいえ、ちっ、ちっ、ちっ
と言われたとしても、

 どこ吹く風と自分の遊びに夢中だとか、
「それいやだ」と素直に嫌な気持ちを口にするとか、
「どうして?」「どうするの?」と素直に自分の疑問を口にするとか、
「うん、やる~」と自分のやりたいこととして楽しんでやるとかでしょうか。
 これを<自由な子ども>または<自然な子ども>が機能していると言います。

 オトナ社会では、いわゆるオトナの事情から、この<自由自然な子ども>は機能させづらくなっています。
ですが、自然な私でいることはとても大切。
 だからせめて、自分の中で<自由自然な子ども>の私に語りかけて、そしてその声を聞いてあげましょう。

 ちゃんと聞こえてくるはずです。

 この会議、つまんない!
資料の余白に落書き始めた時は、まちがいなく聞こえてきます。キョロキョロ






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世界からやって来る!!
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