頭の中のフレーズ

2012年08月28日

 なにかしようとするとき、または、なにかしようとしないとき

頭の中で、声が聞こえてきませんか?

 といっても「うらめしや~」などという季節がらの怪談話じゃなくて、

わりとよく聞こえる自分を奮い立たせたり、逆に気持ちを抑えたりする声のことです。

頑張れ!
とか、

すぐやれ!
とか、

弱音を吐くな!
とか、

やめとけ!
とか、

どうせ無理!
とか、

 意識して頭の中に耳をそばだててみると、子どもの頃から、よく頭の中で繰り返し聞こえるフレーズがありますね。
どうやら私たちって、そのフレーズに従って、行動を起こしたり、止めたり、考えたり、感じたりしているようです。

 さて、もし、そのフレーズがダメだ! とか、気をつけろ! とか、あぁ~あとか、
気が滅入るようなネガティブなものばかりだったとしたら、どうでしょう?

 活き活きと、自信を持って、力強く、他者を信頼して、誰かと一緒に生活するのは、なかなか難しいでしょうね。

 だって、そんなのダメだ! だまされるなよ、信じるな! またダメだった、あぁ~あ…。
という声がひっきりなしに頭の中に聞こえるのだもの。

 そのフレーズにもとづく慎重さ、緊張感が、今まで生きる役に立ってきているのは間違いありません。
そして、そのフレーズの効果がありすぎて、気楽に生きるのを少々邪魔をしているのもまた事実ですね。

 頭の中のフレーズを、肯定的にしてみよう。
というのが、私の推奨する〈「親」育て〉の基本にあります。

 まず最初の一歩としては、このネガティブなフレーズの力強さをちょっとだけ横に流して強さをそぐフレーズを自分に声かけしてみます。

 そのフレーズとは、
「にも関わらず」です。

ダメだと思うにも関わらず、ちょっとだけやってみようか自分。
またダメだったにも関わらず、嫌な気持ちにひたらないよ私は。
 こんな風に。

参照:『「親」を育てる「ひきこもり」』



 




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