2012年08月12日

ひきこもりのリアルを伝えたい私

 毎年8月になると、太平洋戦争について考える機会が多くなりますね。
私は、40歳過ぎていますので、戦中派の人から直接戦争の話を聞いた世代です。

 現在も古今東西の専門家による史実の検証が進んでいますが、
誰の話もたどり着く結論は、

 戦争はしてはいけないこと。の一言に集約されるように思えます。

 さて、こもっていた頃、私は、社会との接点をもつために、心身の調子が悪くて多少無理してでも街に出ていました。
そして、映画をよく見ていました。

 印象に残っている1本が、「プライベート・ライアン」です。
ノルマンディ上陸作戦を中心とするヨーロッパ戦線での、アメリカ軍兵士の姿を描いた映画です。

 戦争のリアルにこだわった作品ですが、私の記憶が正しければ、制作者へのインタビューによると反戦映画ということです。
 観客がまさに今、上陸作戦中のノルマンディの海岸にいるような臨場感を持つことで、恐怖と嫌悪感をもってもらおうと意図したのだそうです。

 的中でした。まったく怖かったです。痛快さゼロ。戦争はイカン! 本能的にそう思いました。

 実は、拙著『こもって、よし!』は、この経験から生まれています。
 本当に、こもることのつらさ、実体を分かってほしいのなら、リアルに、感情的な表現を控え、ただ描写するように、ひたすら実生活を書くのがいい。

 映画「プライベート・ライアン」のように。
 私はそう決意しました。

 医療関係者や支援者の人が外側から見た「ひきこもり像」ではない、こもる本人が、いわば内側から記録したひきこもりの実像の1つが、こうして出来上がったのでした。



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