結局、生きるのがツラいんだひきこもり

2012年08月06日

 とある架空の若者の半生にわたるつぶやきを記したZ氏のつぶやきも最終回。
苦労に苦労を重ね、頑張りぬいて、就労するも、そこでもやはりあらゆる場面でつらさを感じるZ氏。
 とうとう、この世界との違和にたどりつきます。

そもそも自分はこの世界になじまないんだと。

 そうして達観して生きていくのか、再びひきこもるのか?
それは、今後の彼の他者との出会い次第かも知れません。

再就労期のつぶやき
リズムが合わない。言われたことできない。
半分も理解できない。

挨拶したのに返事がなかった。
この間、挨拶返すの忘れてたから?
訊けない。言いたいことが言葉にならない。

笑顔が硬い。
失敗。気楽に行こうよと言ってくれる。とっても迷惑かけてるのに。泣きそう。ダメオレ。

次々に仕事が増える。重圧がひどい。イジメか?
また子ども扱い。利用されてる? また切られる? 先にやめる? そんなこと考えるダメオレ。

すべてのことにエネルギーがいる。フツーの人は軽くやってる。ガンバるしかない。

いっぺんリセットしたので、ゼロから生活始めないといけない。ほぼ地球に来た宇宙人。
缶コーヒー飲んどこ(笑)。

やることすべてがリハビリ。会話も、旅行も、すべてリハビリ。だから笑顔も苦しい。

不安との戦い。ヘバル。でも周りは、楽しんで回復したと安心してる。それは無理。

雑談。話についてけない。昔の話とか。みんな楽しそう。笑ってごまかす。

こもってるときの記憶がない。空白。ひきずる。

今度生まれ変わったらって? 生まれ変わりたくない。もういい。

健康診断。貯金。結婚。将来設計、みんな考えてる。長生きしたい? 健康でいたい? 将来なにかしたい? ふーん。
何もない。未来がナイ。べつにもう生きたくもないし。だから健康じゃなくてもいい。

つらいのはもう嫌。

どれがいいか誰か教えて。

こんなオレに付き合ってくれる人なし。

幸せは人の所のこと。
不幸せは必ずやってくる。(ウマイ)

少ないお金で小さく生きる。服も食べ物も未来も必要なものだけあればいい。「降りた生き方」がいい。
それ、フツーのみんなとはだいぶ違う。

根本的に世界と折り合わない。誰も、どこでも理解してくれない。それでもまだ生きないといけない。 人生は拷問だ。

社会とかに愛着ないかも。

魅力ない、社会もオレも。

そもそも生きるのに向いてない? オレ。

この世にいるのが間違ってるんじゃない?

つぶやき終わり。



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Posted by 聞風坊 at 09:06│Comments(0)ひきこもる
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