親の悪口を言ってるんじゃないんだ

2012年07月17日

 アダルトチルドレンというと、親のせいで迷惑を被ってる人というようなイメージがあって、
この言葉に、ある種アレルギー的な反応を示す場面に何度も出会ったことがあります。

 いわく、
親からの悪い影響のない人なんていないよ、だから日本人全員がアダルトチルドレンだ!
いまさら過去の親の悪口言って、なんになるんだ!

 まったくその通りです。
 でも実際は、親の悪い影響を受けた人が全員アダルトチルドレンではなく、過去の親の悪口を言うのがアダルトチルドレンの回復法でもありません。

 それなのに、少なくない人がアレルギー的な反応を示すのは、アダルトチルドレンの概念について、ちょっと片寄った情報が伝わっているからかもしれませんね。

 私が考えるに、
 アダルトチルドレンの概念は、自分をよくしていくことを唯一最大の目的にしています。
 ですから、人の悪口や、自分をよくしていくのに役立たないことに注力しないのが本来なのです。

 悪口言ったり、人のことに首を突っ込むそんな余裕があるなら、自分をよくすることをしなさい! なのです。

 さて、
 今の自分の暮らし方、考え方、人との関わり方、自分の扱い方などは、過去の体験の影響を大きく受けているということは、みなさん納得いくと思います。

 だからもし今、困難がある。つまずいている。スムースじゃないと思っているとき、それを打開するために、過去に立ち返ってみるのです。
 その過程で、親への批判が出てくることもありましょう。学校や友人や社会への不満や怒りも出てきましょう。

 でもそれは、現在の生き方をよくしていくためだけに使わねばなりません。
批判するだけで終わっていてはなんにもなりません。それはただの復讐です。ぜんぜん創造的ではありません。

 例えば、
人が信じられずに困っているのならば、他人は信じられない! と心底思った体験があるはずです。

自分がない。となんとなく思っているならば、
 どうしたんだい? あぁ、お前はこれがしたいんだね。そうかい、やってごらん。OKだよ。どうだい? よかったね。
なんて、「私」に注目してもらった経験が充分でないからかも知れません。
 だから、私がよく把握できていないのかも知れないのですね。

 そういうことから、
 過去の体験が今現在を生きる私に悪い影響を与え続けないように、過去を振り返り、過去からの古く悪いやり方を新しくして、

 一人前の成人として、社会で生きていく作業をする旗印として「アダルトチルドレン」という言葉・概念はあるのだと思っています。

 アダルトチルドレンの概念は復讐のためにあるのではありません。
心地よい今の創造のためにあるのです。


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