人間関係の悪循環をやめてみよう

2012年05月28日

なんかあの人付き合いづらい。

あの人と会話した後は、なんかどよ~んとした気分になる。

あの人のこと考えるだけでイライラする。

 なんて経験ありません?

私、結構多いんです。

 いつもいつも上手くいかない。
工夫してやればやるほどドツボにはまる感じ。
 まさに悪循環。

 そんな時、どうしたらいいんでしょう?
悪循環をやめる方法はないのでしょうか。

 あるんですね。
実は、この悪循環、いくつかのポイントがあるのです。
循環の結節点と言いましょうか、ツボと言いましょうか。

 そのツボを押せば、循環がとまるのですね。
心理学的には、ツボは、さしあたり刺激、感情、思考、行動となります。

 例えば、
(少々失礼ながら)相手の話をスルーする。
相手に会わないようにする。
 というのは、相手からの刺激を受けないようにすること。

相手には悪気があるんだ。
相手は私の立場なんてどうでもいいんだ。
 なんて私の考えに、
実は、私のために厳しいことを言ってくれているのかも知れない。
ストレスいっぱいで、語気が荒くなっているのかも知れない。
 という可能性を加味して、いろいろ考え直してみるのは、思考を柔軟に新しくすること。

その人と相対したとき、あえて胸を張って会話してみる。
または、
とりあえず、うなずいて相手の話を聞いてみる。
 というのは、今までとは違う行動をして、新しい働きかけをすること。

 肝は、感情を直接変えようとしないこと。
ある出来事に対応する感情は変えようがないからですね。
何かを失ったら悲しいし、理不尽なことには怒りを感じるし、思いが叶ったら嬉しいし、見知らぬことには不安を感じるし…。

 なにより、
刺激や思考や行動を変えると、自然と感情も変わるのが分かります。

 心地よくなるためにできること。
結構いっぱいあるのです。



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