家族に巻き込まれてない?

2012年04月05日

 家族が批判的に、または敵意を持って交流している場合は、
病気の家族の病状が悪化したり、関係が悪化したりして、心地よく生活することを困難にするということについて、
 前2回にわたって書きました。

 EE(感情表出)研究によると、もう1つあります。
感情的巻き込まれなのだそうです。

 これは、自分の家族のことばかり気になってしようがない状態です。

 この状態にいると、しじゅう家族のことが心配で、悲しい気分や不安な気持ちであれやこれやと気をもんで、
挙げ句、家族の生活のこまごましたことまで手助けしたり、代わりにしてあげたりします。
 
 TAのゲーム理論で言うと、救済者の立場になりましょう。

 救済者よろしく、家族が自分自身でできることも代わってしてあげたり、
家族の要望を先取りしてしてやってあげたりするのですね。

 しかし、なにかをしてもらった当の家族にとっては、
 気を遣ってくれた点はウレシいのだけれども、なんだか馬鹿にされてるように感じるし、
やりたいことを横取りされたような気分にもなります。

 感情的巻き込まれは、もともと家族に対する優しい心から発しているのですが、少々度を超しているので相手が嫌な気持ちを持つのですね。

 挙げ句、嫌な気持ちになった相手から嫌な応対をされる。
 家族同士が交流のたびにこんな気持ちを持つとしたら、健康にいいはずがありません。

 してあげる相手は、その人なりにちゃんとできるのに、
やりたいことをやる喜び、苦労する楽しみを味わいたいのに、
 いてもたってもいられず、私が代わりにやって上げるのでしょうね。

 これ、TAの値引き理論で考えると、代替案の重要性を値引いているとも言えます。

 私がやってあげる代わりに、
 あの子、アイツ、あの人が自らやるという方法。
 その重要性を値引いているのですね。

 自分でできるということは、なによりも自己肯定感につながります。
達成感を味わうと、自尊心も高まります。
 感情的巻き込まれは、そのチャンスを奪っているのです。
 優しい気持ちがおおもとだけについ見逃しがちですが、気をつけねばなりません。

では、感情的に巻き込まれずに家族をサポートするにはどうしたらいいでしょう?

 簡単なのを1つ。

それ以外の方法は?

と自問してみるといいかもしれません。

 結構たくさんのワクワクするやり方が見つかりますよ。
そして、その数と同じくらいに手助けしてくれる人もね。ニコニコ


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