健康に悪い家族関係

2012年01月14日

 EE(emotional expression)という心理臨床の研究があります。
大ざっぱに言うと、家族がどのように関わると、病気が再発するか? またはしないかという研究です。

 再発する家族の特徴として、おもに
患者(である自分の家族)に対して

1、批判的言動が多い
2、敵意が強い
3、感情的に巻き込まれている

 の3つがあるそうです。

もうちょっとこうすればいいのに。
これぐらいしかやらない。
いつもこんな風なんです。
どうしてそうなの!
 と批判的言動を繰り返していたり、

アイツのせいで、
こいつがいなければ
みたいな気持ちでいたり、言動がしょっちゅうだったり、

患者のことが不安で、他のことが考えられなかったり、趣味や仕事に集中できなかったり、
自分の時間が持てなかったりがいつもだったり、

 していると、
患者の健康に悪いのだそうです。ひどいときには病気が再発するのだとか。
 なによりもちろん自分の健康に一番悪いですね。

 だから、
 病気について学んだり、自分のそんないろいろな気持ちを分かち合う仲間を持ったり、支援専門家の手助けがすぐに受けられるようにしたりして、

 家族全体の緊張感、イヤな雰囲気を減らしていくのだそうです。

 家族教室はこのためにあるのだそうです。
宮崎でもいくつか企画が進行しています。OK

参考文献:「家族教室のすすめ方―心理教育的アプローチによる家族援助の実際」(後藤 雅博編 金剛出版 1998)



同じカテゴリー(心理・カウンセリング)の記事画像
【告知】精神疾患を抱える親を持つ子どもの支援についての研修会のお知らせ
【告知】子どもの支援職向け研修会のお知らせ
自己理解のためのジョハリの窓 補足
【告知】 読んだり書いたりする時の困り感についての講演会
同じカテゴリー(心理・カウンセリング)の記事
 ひきこもりの始まりは「失敗」だった話。 (2020-04-09 06:00)
 家族のことばかり考えている人は自分のことは後まわしの話 (2020-03-29 06:00)
 聞こえないと発言しなくなるかもしれない話 (2020-03-25 06:00)
 日本人は怒りの表情に悲しみを感じるらしいという研究の話 (2020-03-13 06:00)

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
健康に悪い家族関係
    コメント(0)