宮崎ひきこもりネット

2011年09月21日

 数年前から、なんとなく年に1回は、ひきこもり支援者が連動してイベントやってます。
それまでは、親の会が主催して孤軍奮闘してやっていたので、他団体と連動、連係しての活動は画期的でした。

 この当初のメンバーが核となって、現在、宮崎ひきこもりネットを形作っています。

 このひきこもりネット、ニート=ひきこもりの時代に立ち上がったせいか、最初はニート支援が主でしたが、じょじょに本来のひきこもり支援に軸足が移ってきた感じです。

 というのも、
ニート支援=就労支援=就労がゴール
 みたいな風潮なのですが、

本人・家族にとってみれば、就労は実は始まりなのですね。

何の?

恒常的に社会参画することの。

 これ、復学すれば問題解決だと考える不登校支援に通ずるものがあります。
復学は社会参画の始まりなのですね。すくなくとも当人にとっては。本質的なことはまだなにも解決していません。

 就労、復学という社会参画はじめてからが、これまた難儀なのです。
 人の評価や、目線が四六時中気になり、一方、自分が誰かを傷つけていないか、ちゃんと期待に応えられているかびくびくしてしまいます。

 際限なく不安が増大していくのです。
不安に押しつぶされそうになりながらも、社会にいなければならないのです。

 厄介なことに、不安になると、表情が硬くなり淡々と仕事をこなしていくので、
はた目には、困った様子も見せずよく適応しているように見えるようですね。
 内心は争乱状態なのに。

 だから、就労・社会参画だけを目がけたサポートではなく、社会参画後のサポートも必要なのですね。

 さて、ライフステージに合ったサポートというのが提案されています。
 これは、
人は、誰かからのサポートなくしては社会生活が営めないんだよ。お互いに。
 という事実を基盤とする理念にもとづいています。

 就学期、青年期、就労期、壮年期、老年期
学校生活の、友人関係との、自分探しの、就労にあたっての、働き続けるために、親亡き後の…という多数のライフステージが人の一生にはあります。

 宮崎ひきこもりネットは、不登校・ひきこもり親の会、本人、若者サポート、就労サポート、就労後サポート、精神医療サポート、福祉サポート、研究者…。
 継続的にこもるという問題・課題に取り組んでいる団体・個人の集まりです。
 私は発足当初からのメンバーです。

 就労だけに限らず、こもる人(その家族)の一生に眼をすえて、今その人のにどんな手助けが必要なのか、自分たちはどんな手助けをしていけばいいのかをシェアしています。

 それは、とりもなおさず自分たちがサポートする人の利益に叶うと考えているからです。

 庶民の立場で作るネットワークだからこそ、庶民の利益に直結する活動ができるのだと思っています。



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