ひきこもりと病気の関係

2011年09月11日

 ひきこもりガイドライン最終版で、より明確になったメッセージ。

 それは、他者と関わることから極力身を引いた生活をしているいわゆる「社会的ひきこもり」の人は、
精神医学が効果を発揮するところのなんらかの疾患を抱えている。
 ということ。
こう書くとちと難しい。

じょじょんなこっちゃ。とつぶやく人もいるでしょう。

これを具体的に言うと少しは分かるようになるだろうか。

未診断の!
・統合失調症、気分障害(うつ病)、不安障害など
・発達障害
・パーソナリティ障害、身体表現性障害など

精神科医療を受診したならば、なにがしかの診断がおり、医療サポートされて当然の状態を呈している(患っている)ということ。

 解説すると、
こもっているので、病院に行かない。
家族との接触も少ない。
となると、病状の発見が難しい。
 つまり未診断!

 治療を受ければ病状は軽くなるだろうし、
病の知識を得て、病との付き合い方が分かれば、より心地よくなる生活の仕方も分かろうというもの。

 しかし、こもっているために、そのチャンスをことごとく逃している。
この点、待てばよくなるというものではない。病気の手当をしてないのだからむしろ悪化する。

 こうして考えると「社会的ひきこもり」は、病気であることよりむしろ、医療機関につながらないということの方が問題のよう。
受診すれば、その医療機関は、何かしら手を打ってくれましょう。

 こもる人は、社会(他者)と縁を切っているような(心理)状態。
それが原因で自分が、家族が、我が子が、兄弟姉妹が病気であることすら気づかない。
 仮にその病気が、虫歯、ものもらい、腹痛、皮膚のかぶれであっても。

 ある生き方を採用することで、自分らしく活き活きと生活する。その生き方をライフスタイルと呼ぶとして。
 自分を不健康な状態に置き続ける「社会的ひきこもりの生活様式は、
だからライフスタイルとは呼ぶのは妥当ではないと思う。

 なぜなら私たちは、健康で心地よく生きていいのだもの。

 こもる人たち!!!

 今のスタイル以外の生き方もあるんじゃないか?
今と違う生きかたしてもいいんじゃないか?

 ふとそう思ったら、
別の生き方考えてみてもいいかもしれない。

それは、とりあえず、健康診断から始まるかもね。



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