アルコール依存症

2011年08月15日

 こもる人にも結構影響のある病気。
それはアルコール依存症

 大酒飲みとか、酒が一番の楽しみ! の人が、オレ依存症だ! と言ってるのとはちょっと違う、いろんなものを破壊しつくす怖い病気です。

 なにを壊すかというと、夫婦関係、親子関係、親戚関係、職場の人間関係、肉体、心、家系、居場所など、関わるあらゆるものを破壊します。

 この依存症につき、不安というキーワードで考えてみます。

 まず、とにかく不安だとします。
あれをしても、これをしても心が落ち着かない。
誰に助けを求めても、どうしようもない。心安らがない。

 一生懸命働いているのに、期待に応えてるつもりなのに、なぜか足りない感じ。
緊張が絶えない。スッキリしない。不安だ。

 そんな時、
 アルコールを飲むと、少しばかり楽になる。苦痛から解放される。酔ってるときだけは重責が免除される。人がかまってくれる。

 不安で空いた心の穴をアルコールで埋めるために飲む。
足りない何かは分からないが、とりあえずアルコールで満たせば、なんとなくイイ感じ。
 そんな心理かもしれません。

 アルコールは、薬として、緊張がほぐれるという作用があるのだそうです。
適度なら、リラックス。
 また、緊張の糸、タガが外れて、はちゃめちゃやる人いますね。これは、飲み過ぎ。

 そして実は、度が過ぎると、抑うつ的にもなるんだそうです。
アルコール依存症の人は、抑うつ的な人が多いという話も聞きます。
 その抑うつ感を改善するために、さらに飲むと。

 アルコールのもう一つの特徴的な作用として、習慣性というのがあるのだそうです。
体内からアルコールがなくなると、また欲しくなるのですね。
 二日酔いが醒めだした途端、飲みたくなるのもこの影響なんでしょう。

 さて、こもる人のうち、親や兄弟が依存症のような飲み方をしている人、また自分自身がそのようである人を、ときどき見かけます。
 私自身もその気配がちらほらしています。

 親がそうだと、家庭が常に緊張状態にあります。親が常軌を逸している状態がとても多くなるからです。
安心して成長する、十分な愛情を注がれて大人になる。
 そんな経験が不足しやすいでしょう。

 この場合、親がよき大人のモデルになっていないかもしれません。

 または、社会で辛いことがあると、それに対処するには、酔っぱらって、くだを巻いて(やまいもをほって)、暴力ふるって、暴言はいて、だらしなくするんだというモデルとして学ぶかもしれません。

 この時、社会はヒドい、他人は信用できない、人は孤独だ、などというメッセージも一緒に受けとるかもしれません。

 これらのメッセージを受けて成長した子どもは、社会の中であまりうまく生きていけないかもしれないだろうことは予測に難くありません。
 畢竟、こもっていることもあるかと思います。アルコールにひたりながら。

 こもる理由、こもるいきさつ。
いろいろあると思っています。



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