ひきこもりフォーラム2019夏の話1

2020年01月10日

 2019/8/11(日)に、宮崎ひきこもりネット企画運営の恒例ひきこもりフォーラムを行いました。

 私聞風坊は、
久しぶりの当事者としての登壇で、ひきこもり支援の歴史について話しました。

当事者から言わせると、支援を語ることは、自分たちがどのように扱われてきたかを語ることになります。

そのため、私のお話しは、私が支援者や社会からどのように扱われてきたかの歴史となり、

それは無理解と誤解と強要と社会の都合に振り回された、

恥辱の歴史となるのでした。

なぜなら、
ひきこもり当事者は劣った者
としてこの20年扱われ続けているからです。

きっとこの先もでしょう。

だって、精神病患者、身体障害者患者、病気、障害当事者の人たち
に対するこれまでの扱いがそうであったからです。

人の意識は簡単には変わりません。

そんな中で、当事者は暮らしていかねばなりません。

だから、
したたかに、時にあつかましく、ときに従順に。

世の中のいろいろなことと、
自分の心のいろいろな思いと、
自分の身体のいろいろな反応と、
よろしく折り合いをつけて、

他人の中でやっていくのですね。

さて、
いくつか議論がありました。
主だったものをこれから数回にわたって記していきます。
気長にご覧下さいませ。

居場所のこと。

訪問のこと。

601人のこと。

当事者呼称のこと。

福祉臭のこと。

期待のこと。

ひきこもり始めた年齢のこと。

ひきこもり支援について

などです。


当日配付資料p4

  


Posted by 聞風坊 at 06:00Comments(0)ひきこもる発達障害