2019年02月28日

親が変われば子が変わる話

ふと、こんな風に思ったのでした。

親が変われば子は変わる。
言い習わしだ。

親が変われば必ず子は変わる。
という人もいる。

きっとそうだろう。

ところが、
親は変わらない。

だからといって、
親が変わらないから子は変わらない。
親が変わらないから自分は変われない。
ということではなかろうに。

親が変わらなくても自分は変わるよ。
親は変わらないなら自分が変わる。
というチョイスは子どもの手の内にある。  
タグ :変化境界


2019年02月25日

親が発達障害と言うこと

 最近では、自閉スペクトラム症とかも呼ばれるようになってきて、
 いろいろ呼び名が変わる発達障害関係の「困り感」ですが、

 おおよそ、

 自分以外の人の立場に立つのが苦手

 だからか、
 自分のことを他者の視点から客観的にみるのが苦手

 そのためか、
 今自分がどんな気持ちでいるか自分の感情を知ることが苦手

 だから、
 自分が困っていることに気づきづらく、ゆえに何に困っているかが自己理解しづらい。

 そのために、
 もやもや感が蓄積し、不満が溜まり、感情が調節しづらくなる。

 また、
 注意を向ける先を相手と共有することが苦手なので、

 会話のポイントがズレやすく、
 
 自分なりの結論にばかり注意を向けるので、
 
 相手の意図を誤解しやすく、また早とちりや思い込みも多く、

 さらには、
 表情から感情を予想することも得意ではないので、

 今現在の相手の気持ちに配慮した言動に困難をおぼえたりするとされています。

 もし、
 子どもの表情やしぐさなどから感情を察することが苦手

 今現在の我が子の気持ちを汲んだ声かけなどの関わりが難しいとしたら。

 もし、
 自分の感情の調節が苦手で、感情にまかせて大声上げたり時に手を上げたりしてしまうのだとしたら。

 もし、
 ポイントがズレてしまい、どうにも子どもとの意思疎通が困難なときが多いとしたら。

 周囲のサポートが必要でしょう。

 つまり、
 周囲のサポートがあれば大丈夫ということ。

 そうしたら、
 親から共感されない。

 困ったら親(大人・他者)に相談して解決すると言う会話をもとにしたやりとりの経験が不十分。

 親の感情に振り回される。

 親の配慮のない言動に傷つき続ける。

 それらの困難を誰にも分かってもらえずに一人心を閉ざして生きる子ども。

 それあらが
 あまりにも当たり前にいつもいつも続いている状況なので、

 それがどの家庭でも同じ、普通一般と思い、
 自分が困難を抱えていると言うことすら知覚していないかもしれない子ども。

 は、ずいぶんと減るように思えます。

 そうしたら、
 その子たちが希望を持てるように思えます。

 何事も周囲のサポートが大事という話でした。
  
タグ :発達障害


Posted by 聞風坊 at 06:00Comments(0)発達障害

2019年02月20日

瞑想すらできなかった話

 現在、トラウマケアから健康な人のストレスケアまで幅広く活用されている瞑想です。

 一般的に、目を閉じて行われます。

 が、この目を閉じる行為ができなかったんです私。

 瞑想では、
 気持ちを落ち着かせるために目を閉じるのですが、

 つまり、
 目からの情報を遮断するのですが。

 目からの情報がなくなるととても緊張が高まるのです。

 目から情報が来ない分、耳をすましてしまいます。

 身体全体で情報を補足しようと全身を緊張させます。

 結果的に、気持ちが高ぶります。
 リラックスしない。

 つまり、
 目をつぶる意図が台無し。

 ちなみに、
 夜、寝つきが悪いのもこのからくり。

 目を閉じると緊張する。
 こんな身体の状態なので、

 身体が感じる緊張・不安と付き合いながら、

 緊張をほぐしていく必要がありました。

 目を開いたままで、瞑想呼吸をする。

 それも数分はできないので、

 2~3回やる。

 2~3回分、緊張がほぐれたことを実感する。

 次は1~2回、回数を増やす。

 その次は、数十秒リラックスした時間を味わう。

 その次は、上がった肩、偏った姿勢など、気づいたところからこわばっている筋肉を緩める。

 そんな感じで自分にできる範囲で、緊張をほぐし、

 リラックスを味わい、

 そうして、

 そうして、

 そうして、

 やっと最近、フツーに目を閉じることができるようになりました。

 いたずらに緊張しなくて済む機会が増えました。

 フツーの人ってきっと、こんな状態が多いのだろうな、一日のうちに。

 なんて思います。

 そんなこんなで、やっと瞑想ができるようになってきたというお話でした。

  
タグ :瞑想瞑目


2019年02月17日

【告知】子どもに関わる大人のためのイベントあります

 宮崎県生活指導研究協議会さんが

 生きづらさを抱えた子どもと向きあう
 ~教師としてできること、大人としてできること~

 と題して

 子どもを支援する大人がつながる集まりを開催されます。

 子どもを支援するには、大人同士・専門職同士のつながりが大事。

 皆さまどうぞのお運びを。

 日時 平成31年2月23日(土) 13:00~
 場所 宮崎大学創立330記念交流会館

 案内チラシ↓


  
タグ :生活指導


Posted by 聞風坊 at 06:00Comments(0)告知

2019年02月15日

牙をむく行為は、暴力を防ぐためかもしれない話。

 示威行為とか、威嚇とか、牙をむくとか、にらむとか、

 と言う行為は一般的には控えた方がいい行動です。

 なぜなら、暴力的だから。

 そうなんです。

 暴力的。

 ということは、
 実際に暴言や暴力をふるってはいないのです。

 その前、

 直前なんです。

 ここから紙一重で暴力に及びやすい状態ではありますが、

 まだ暴力していないぎりぎりの状態。

 さて、
 暴力直前のこの状態の意味と言うか効果について考えます。

 私は怒ってる!

 暴力するぐらいだ!

 と言う表明です。

 それを受けた相手は、ちょっとビビります。

 その瞬間、激突しそうなやりとりに一瞬の空白が生まれます。

 ここが大事!

 牙をむく行為である威嚇は、一瞬立ち止まり、行動に移ることを躊躇させる効果があるようです。

 それは、緊張がエスカレートした次の段階である暴力から少し距離を置くこととなります。

 本当にやるの!?

 本当にやるぞ! いいのか?!

 と言う問いを相手と自分に投げます。

 そうして考え直す機会を作ります。

 この段階で、緊張をほぐし、融和への道を進むことは懸命です。

 平和を目指す。
 これが威嚇の真の目的かもしれません。

 だから、動物にはこの能力がデフォルトとして備わっているのでしょう。
 テレビや日常で牙をむきあう動物たちを見かけることは、そう珍しくはありません。

 一方で、威嚇から暴力・闘争に発展することは少なくありません。

 だからら、
 威嚇が暴力の合図、

 牙をむいたらやってイイ証拠。

 なんて風に思っている場合も少なくないかもしれません。

 でも、
 私たちにそなわっている威嚇、牙をむく能力の本来の目的・意図は違うようです。

 どうやらそれは、
 衝突を防ぎ、暴力をしないため。

 つまり、
 平和のためのようです。

 とはいえ、牙をむかなくてすむ、より緊張が低い自己主張の仕方はあります。

 私は少し怒っています。

 と怒りの感情を言葉で落ち着いて伝えるやり方です。

 実はこれで十分。
 相手は一瞬躊躇します。威嚇と同じ効果。でも、暴力的ではない。

 そして、
 お互いに衝突を避け、緊張を緩める方法を考える機会を提供します。

 暴力しないやり方はいくつもあるという話でした。

  


Posted by 聞風坊 at 06:00Comments(0)心理・カウンセリング

2019年02月12日

【告知】ひきこもり つながる・かんがえる対話交流会in宮崎が開催されます

ひきこもりのことや
多様な生き方や、
つながりをつくる環境作り
などについて、
対話交流するイベントが開催されます。

日 時 2019年2月24日(日) 13:30~
場 所 宮崎市総合福祉保健センター(宮崎市花山手、市立図書館隣)

お問い合わせ申込み方法など
詳しくは、主催者Webサイトをどうぞご覧下さい。
http://taiwa6.wixsite.com/khj-taiwa/18-1

主催
特定非営利活動法人 KHJ全国ひきこもり家族会連合会
電話:03-5944-5250(月~金 10:00~19:00)

案内チラシ↓





  
タグ :つなかんKHJ


Posted by 聞風坊 at 06:00Comments(0)ひきこもる

2019年02月10日

親の望ましい行動を強化する話

 子育てやひきこもり支援などで話題の「行動の機能分析」についての記事です。

 一般的には、子どもの普段の行動を親が観察して、

 どんな状況で、どんな風に考え・感じて、どんな行動をして、どんないいことがあって。

 ということを分析し、

 行動のうち、望ましい行動についてはほめると言うことを繰り返すことで、

 望ましい行動=学校に行く、会話する、運動するなど

 を増やすために行います。

 これを、
 子どもの立場から、親に対してやってみたらおもしろいと思ったのでした。

 うまくいけば、
 親は、なぜ自分にいつもいつも嫌がることをしてくるのだろう?

 の疑問の答えが見つかるかもしれません。

 例えば、朝起きていったら、親からため息交じりに
 「今日ぐらいバイト探しに行ったら?」
 と言われたので、ムカついて椅子を蹴っ飛ばして部屋に戻ったとき、

 親は、朝、自分が起きてきたのを見て、
 これは今しか言う機会がない!
 と思って、
 「バイト探しに行ったら?」
 と言ったところ、
 ずっと言えなかったことが言えて気持ちがスッキリした。

 となるでしょうか。
 こんな気持ちの動きがあっての発言だったのだろうと想像します。

 この時、
 今しか言う機会がない! と思ったのだろうと想像することがポイントなんです。

 この切羽詰まった感じ。追い込まれている感じに。
 
 一言でいうと、心に余裕がない状態。

 だから、
 子どもの事情を重視せずに、自分の思いを口から発した。
 そうして胸のつっかえが少しとれた。
 短期的に利益を得た。

 でも、そのことで、子どもは遠ざかっていった。
 少し長い目で見ると子どもとの関係が悪くなってしまうという損害を被る行動だった。

 決して悪気はないのに、望んでもいないのに、
 悪い結末を招く行動をとった親。

 子どもの側にしても、
 親との関係がこれ以上悪くならないことを望む人は多いはず。※きっと
 
 そこで、
 この親の切羽詰まった気持ち、
 心に余裕のない状態を思いやりつつ、

 子である自分の思いを伝え、要望する形で解決策を伝えるために、
 言葉を編んでみます。

 今しかないと思って言ったんだろうけど、今はその話は止めてほしいんだ。
 別の時にその話をしようと思ってるから、
 今は、気分よく一緒に朝を過ごさない?

 こんな風に応じるのはどうでしょう?
 こんな応答ができたら、親子関係が変わってくるように思えます。

 今の状況と、相手の気持ちと、自分の気持ちと、要望を伝えるのですね。

 こんなオトナな返し方。身につけといたらいいんじゃなかろうか。

 親に求めず、自分ができるようになってもいいんじゃなかろうか。
 
 と思ったのでした。
  


2019年02月07日

【告知】ひきこもりフォーラム2019のお知らせ 再掲

 宮崎ひきこもりネット恒例イベント

 ひきこもりフォーラム2019が開催されます。

 今年は、ひきこもり研究実践の第1人者の境泉洋先生を招いての講演と、

 現在、ひきこもり支援の重点となっている生活困窮者支援制度でのひきこもり支援についての話があります。

 宮崎ひきこもり地域支援センターの紹介もあります。

 2/11(月・祝) 午後1~5時
 宮崎市民プラザ4F中会議室 定員40名

 皆さまどうぞ、ゆるゆると足をお運び下さいませ。

 チラシ↓

  


Posted by 聞風坊 at 06:00Comments(0)ひきこもる社会のこと

2019年02月05日

生活困窮者支援制度とひきこもりについての話

 しばらく前、宮崎楠の会さんの例会で、

 生活困窮者制度とひきこもりについてお話ししました。

 高齢問題と関連しているのですが、

 親が60代になると、そろそろ収入がなくなってくることを気にかけねばならなくなります。

 定年とか、肉体的に労働負担が高くなるとかが理由です。

 子どもについては、
 40歳代ぐらいの中年の域に達しても、働いていない、働いたことがないと、
 今後、より経済的に苦しくなっていくことが予想されます。

 ということで現在、
 ひきこもり支援の主軸として生活困窮者支援制度があります。

 その窓口となるのが、自立相談支援センターで、
 宮崎県内各市と郡部に設置されています。

 受け付けた相談をもとに、必要であろうサポートを提案します。

 こもっている人は、
 将来困窮する予想がつくので、今の段階でいろいろなサポートを開始するようになってます。

 ところが、この制度でのサポートは、就労支援が基軸なんです。

 だから、心の深い悩みはあまり得意ではありません。

 それでも支援者は、
 相談してきた人の気持ちに精一杯寄りそって、
 知恵をしぼって、生活が困窮しないようにサポートします。

 だから、
 親やこもる人は、この制度で私たちをサポートしてくれる人たちが能力を発揮できるよう、

 配慮せねばならないのです。

 こもる人の日頃の暮らしぶりが分かると支援の糸口がつかみやすくなります。
 だから、それを記録したメモ持参で行くとか。

 そんなお話をしました。

 そして、生活保護の話も。

 自分が死んだあとは、子どもは、生活保護で社会にみてもらおう。

 と思っていたとしたらそれは大きな間違いです。

 自立(=働く)のために最大限の努力をしないといけないからです。

 ずっと家にいて何もしないことは許されません。

 そういう制度だからです。

 だから、
 親にできることは、我が子が一人でやっていくために、
 必要な最低限度の情報や技術を伝授することです。

 と言うこともお話ししました。

 病院への通い方。
 書類の書き方。
 親戚の連絡先と連絡の仕方。
 いろいろな問い合わせと問い合わせの仕方。
 銀行や保険について。
 などなど。

 暮らしていくためには、情報、技術は必要です。

 それを伝授する責務は親にあると思っています。

関連情報
ひきこもりフォーラム2019
生活困窮者就労準備事業でのひきこもり支援についてのお話しもあります。


  


Posted by 聞風坊 at 06:00Comments(0)ひきこもる

2019年02月03日

【告知】不登校・多様な学びを考えるイベントあります

不登校・苦登校の子ども達と親を応援する会Area lien ~エリアリアン~

さんが、

不登校だって大丈夫と思えるイベントを開催します。

日 時 2019年2月23日(土) 13:30~
場 所 宮崎市男女共同参画センター「パレット」(宮崎市宮崎駅東3丁目)
参加費 1,000円
定 員 50名

皆さまどうぞのお運びを。

案内チラシ↓





  
タグ :不登校


Posted by 聞風坊 at 06:00Comments(0)告知発達障害不登校


【お知らせ】
これまでの発表や記事原稿を、「聞風坊の図書館」で適宜公開しています。
別サイトになります。こちらもご覧下さいませ。


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