瞑想すらできなかった話

2019年02月20日

 現在、トラウマケアから健康な人のストレスケアまで幅広く活用されている瞑想です。

 一般的に、目を閉じて行われます。

 が、この目を閉じる行為ができなかったんです私。

 瞑想では、
 気持ちを落ち着かせるために目を閉じるのですが、

 つまり、
 目からの情報を遮断するのですが。

 目からの情報がなくなるととても緊張が高まるのです。

 目から情報が来ない分、耳をすましてしまいます。

 身体全体で情報を補足しようと全身を緊張させます。

 結果的に、気持ちが高ぶります。
 リラックスしない。

 つまり、
 目をつぶる意図が台無し。

 ちなみに、
 夜、寝つきが悪いのもこのからくり。

 目を閉じると緊張する。
 こんな身体の状態なので、

 身体が感じる緊張・不安と付き合いながら、

 緊張をほぐしていく必要がありました。

 目を開いたままで、瞑想呼吸をする。

 それも数分はできないので、

 2~3回やる。

 2~3回分、緊張がほぐれたことを実感する。

 次は1~2回、回数を増やす。

 その次は、数十秒リラックスした時間を味わう。

 その次は、上がった肩、偏った姿勢など、気づいたところからこわばっている筋肉を緩める。

 そんな感じで自分にできる範囲で、緊張をほぐし、

 リラックスを味わい、

 そうして、

 そうして、

 そうして、

 やっと最近、フツーに目を閉じることができるようになりました。

 いたずらに緊張しなくて済む機会が増えました。

 フツーの人ってきっと、こんな状態が多いのだろうな、一日のうちに。

 なんて思います。

 そんなこんなで、やっと瞑想ができるようになってきたというお話でした。

  
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