ひきこもらないようにしていたこと

2017年09月09日

 久しぶりにひきこもりの記事です。

 こもっている時、どんな風に暮らしていたかというと、

 どうやら、

 ずっと社会と関わり続けようとしていた。

 ようなんです。

 どんな風に?

 私は映画好き読書好きなんですが、不安に押しつぶされてそれができなくなりそうだったんで、
 無理やりにでも映画館で映画を観ていました。
 図書館に行っていました。
 買い物にもよく出かけました。

 自分の意見を人に伝えることができなくなりそうだったんで、
 Webで、アンケートに答えていました。

 人が怖くなりすぎそうだったんで、
 講演会やイベントにはよく出かけていました。もちろん無料のもの。
 公民館講座とかも頻繁に受講しました。
 
 認知行動療法的には、暴露法と呼ばれるやり方だったかもしれません。
 慣れることで、怖くなくなる。という理屈です。

 ポリヴェーガル理論で言うと、社会的関わりシステム(腹側迷走神経系)を作動させていたとなるでしょうか。
 脳の危機感知役の扁桃体はアラームを鳴らしているけど、

 人と関わる場に身を置く。
 人と関わる行動をとる。

 そういうことを心がけていました。

 実際、関わった人たちは優しい人ばかりでした。 
 今改めて考えると、社会常識的にフツーの配慮して関わってくれる人たちばかりだったのでしょうが、
 当時はそんな思いでした。

 そんなこんなおかげで、今はフツーに人と関われています。

 心と身体の状態がひどくならないようにする。
 という自分への思いやりは大事なようです。
  
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