若者の自立シンポ
2011年12月09日
12/4にみやざき若者サポートステーションさん主催・宮崎ひきこもりネット共催で行われた
若者の就労・自立を考えるフォーラムで、
シンポジストとしてお話しさせて頂きました。
私の専門は、社会的ひきこもり状態にある人の心理なので、労働関係は得意ではありませんが、全国のこもる仲間との労働に関するディスカッションを通して知るところをシェアいたしました。
不得意分野を結構がんばりましたのですワタクシ。
さて、どんなことをシェアしたかというと、
働いたら負けだ。
就労は苦難の始まりだ。
就労先での絶えられない苦痛により再びひきこもるという絶望のループがある。
などのほか、
働いてない時期は、何かしら就労準備をしている。
それは、資格を取る。体力を付ける。傷を癒している。各種勉強している。自己洞察・自己成長している。
ということや、
そういう意識で、自分の生活を見てみようよ。
というまだ働いていない人へのメッセージなどです。
今回のシンポで気づいたことは、
私は社会参画を求めていたということ、それは就労という形でお金をもらうことを目指してないということ。
一方、あきらかに就労を目指して、社会から一線を画した生活をしている人もいるということ。
就労という切り口ならば、両者は同じ就労に困難を感じている人たちでくくられます。
しかし、両者の行動の動機は異なっています。
サポートという視点にたつと、この2つの動機を見極めることがとても重要に思えます。
社会参画を求める人に、良い収入の仕事をあっせんしても動機付けは低いでしょう。
逆に、収入を求める人に、ボランティアのように社会的異議は高いけど金銭報酬は僅少な仕事を紹介しても喜びは薄いでしょう。
動機は、ニーズにもとづいていましょう。
人はニーズを叶えたくて、動くのですから。
ニーズに叶うサポートの重要性を再確認した思いです。
若者の就労・自立を考えるフォーラムで、
シンポジストとしてお話しさせて頂きました。
私の専門は、社会的ひきこもり状態にある人の心理なので、労働関係は得意ではありませんが、全国のこもる仲間との労働に関するディスカッションを通して知るところをシェアいたしました。
不得意分野を結構がんばりましたのですワタクシ。
さて、どんなことをシェアしたかというと、
働いたら負けだ。
就労は苦難の始まりだ。
就労先での絶えられない苦痛により再びひきこもるという絶望のループがある。
などのほか、
働いてない時期は、何かしら就労準備をしている。
それは、資格を取る。体力を付ける。傷を癒している。各種勉強している。自己洞察・自己成長している。
ということや、
そういう意識で、自分の生活を見てみようよ。
というまだ働いていない人へのメッセージなどです。
今回のシンポで気づいたことは、
私は社会参画を求めていたということ、それは就労という形でお金をもらうことを目指してないということ。
一方、あきらかに就労を目指して、社会から一線を画した生活をしている人もいるということ。
就労という切り口ならば、両者は同じ就労に困難を感じている人たちでくくられます。
しかし、両者の行動の動機は異なっています。
サポートという視点にたつと、この2つの動機を見極めることがとても重要に思えます。
社会参画を求める人に、良い収入の仕事をあっせんしても動機付けは低いでしょう。
逆に、収入を求める人に、ボランティアのように社会的異議は高いけど金銭報酬は僅少な仕事を紹介しても喜びは薄いでしょう。
動機は、ニーズにもとづいていましょう。
人はニーズを叶えたくて、動くのですから。
ニーズに叶うサポートの重要性を再確認した思いです。
就労はゴールじゃない
2011年12月01日
12/4のシンポジウムについて、どんなトピックがいいか考えています。
テーマは「働いて、今、思うこと」
働いている中で、感じたことなどをお話しするればいいのでしょう。
が、これがまた難しい。
私は働いていて、今、どんな風に思ってる?
今就労されている方は、こう自分自身に問うてみると、答えが結構難しいことに気づくでしょう。
難しいのです。
それにもめげず、いくつかトピックを考えつきました。
「働いたら負け」
なぜこんな気持になるのでしょうか。
当日シェアしたいと思います。
それから
「就労はゴールじゃない」
就労または社会参画することに身がすくむほどの困難を感じる人にとって就労はどう考えてもスタートなのです。
どうやって、パニクらないように働くか、フツーに働けるか? それが一番の気がかり。
家族や、支援者は職が見つかると、問題が解決したと思いそう。
でも、問題解決したなんてことはありません。
問題は依然進行中なのです。
働けない。という問題ではなく、
もっと根源的な問題があって、そのために働くことができない。働き続けることが困難。
なのだろうと思っています。
その根源的な問題はなにか?
当日シェアできたらいいなと思っています。
テーマは「働いて、今、思うこと」
働いている中で、感じたことなどをお話しするればいいのでしょう。
が、これがまた難しい。
私は働いていて、今、どんな風に思ってる?
今就労されている方は、こう自分自身に問うてみると、答えが結構難しいことに気づくでしょう。
難しいのです。
それにもめげず、いくつかトピックを考えつきました。
「働いたら負け」
なぜこんな気持になるのでしょうか。
当日シェアしたいと思います。
それから
「就労はゴールじゃない」
就労または社会参画することに身がすくむほどの困難を感じる人にとって就労はどう考えてもスタートなのです。
どうやって、パニクらないように働くか、フツーに働けるか? それが一番の気がかり。
家族や、支援者は職が見つかると、問題が解決したと思いそう。
でも、問題解決したなんてことはありません。
問題は依然進行中なのです。
働けない。という問題ではなく、
もっと根源的な問題があって、そのために働くことができない。働き続けることが困難。
なのだろうと思っています。
その根源的な問題はなにか?
当日シェアできたらいいなと思っています。
ひきこもり講演しました
2011年11月23日
11/19~20と大分由布院での九州交流会で、
1時間ほどお時間を頂いて講演しました。
まず、
こもった当時の混乱した状態のこと。
それから、
こもっていたときの世情に感じたことや、親の会の印象、
そして、こもってる生活をどのように送ったかについて、
こもる時間を自分を再構築することに使った体験、
それから、社会に再参画している今についてをお話ししました。
どの段階においても、苦労が絶えないのですね私たちは。
だから生きづらいと感じているのでしょう。
ということは、どの段階においても手助けの必要ありと言うことです。
そしてそれは、こもることをしらないフツーの人にも言えること。
なぜなら、私たちは、誰かの手助けがなければ暮らしていけないのです。
ひきこもりだから特別なサポートがいる。自立してない。ということではなく、こもる人もこもってない人にも、誰にでもヘルプが必要なのです。
と、こんな感じで、
自分の体験を踏まえつつ、
ひきこもりは、精神保健の範疇だと厚労省が指針を出していることや。
ニートとの関連についても織り交ぜならがお話ししました。
最後には、こもっている時間を自分の心の「親」を育てることに使おうじゃないかという提案を込めて、セルフセラピーである「親」育てについてお伝えしました。
ひきこもる日常が充実した毎日になることを願っています。
だってそれは、次につながっているのですし。
1時間ほどお時間を頂いて講演しました。
まず、
こもった当時の混乱した状態のこと。
それから、
こもっていたときの世情に感じたことや、親の会の印象、
そして、こもってる生活をどのように送ったかについて、
こもる時間を自分を再構築することに使った体験、
それから、社会に再参画している今についてをお話ししました。
どの段階においても、苦労が絶えないのですね私たちは。
だから生きづらいと感じているのでしょう。
ということは、どの段階においても手助けの必要ありと言うことです。
そしてそれは、こもることをしらないフツーの人にも言えること。
なぜなら、私たちは、誰かの手助けがなければ暮らしていけないのです。
ひきこもりだから特別なサポートがいる。自立してない。ということではなく、こもる人もこもってない人にも、誰にでもヘルプが必要なのです。
と、こんな感じで、
自分の体験を踏まえつつ、
ひきこもりは、精神保健の範疇だと厚労省が指針を出していることや。
ニートとの関連についても織り交ぜならがお話ししました。
最後には、こもっている時間を自分の心の「親」を育てることに使おうじゃないかという提案を込めて、セルフセラピーである「親」育てについてお伝えしました。
ひきこもる日常が充実した毎日になることを願っています。
だってそれは、次につながっているのですし。
【お知らせ】
これまでの発表や記事原稿を、「聞風坊の図書館」で適宜公開しています。
別サイトになります。こちらもご覧下さいませ。
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当方からのお返事が送信できないことが時々あるのです。
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