2017年02月12日

こもる生活の心構え

 健康的なこもる生活をするにあたって、

 必要な心構えがあるように思えます。

 それは、

 自律の精神。

 それは、
 自分の言動を律する心。

 ネットやマスコミなど
 他者の意見に流されず、

 外出すると感じる冷たい視線など
 世間の風当たりにいじけず、

 要望ばかり言ってくる
 親の都合に振り回されず、

 自分の生活を、自分で決め、

 実行し、達成する心。

 やけにならず、希望を捨てず、冷静さを失わず、

 楽しみを手放さず、心身の健康に努め

 不愉快なことばかりしてくる相手にも
 思いやりの心を持ち、配慮ある言動をする。

 そんな風に、
 常に自分に軸をとる。

 自分の不遇を
 社会のせいにせず、
 他者のせいにせず、

 自分にできることを常に考え実行する。

 これこそが、
 こもる人の心構えでありましょう。
  


Posted by 聞風坊 at 06:00Comments(0)こもる生活の工夫

2016年12月07日

本を読んで癒していたのでした

 こもっているとき何していたかシリーズです。

 本を読んでいました。
 
 そして、ノートに書き写していました。

 何冊も何冊も。

 なんかいいわ~。

 だわ~。

 じゃったじゃったぁ。

 あぁ、そういうことだったんだ~。

 という文章を、

 ひたすらノートしてました。

 その内容とどんな意味でやっていたのかを
改めて振り返ってみると、

 それは、自分への慰めと、いたわりと、励ましと、理解と、優しさと、そしてリアルと向きあう厳しさ。

 だったように思えます。

 読んだ本は、だいたいが外国の翻訳書なのですが、

 自分を分かってくれる人がいる。外国人だけど。
 翻訳した人や出版社とに本の読者も共感してるよね。

 うんうん。独りじゃない。世界には自分を理解している人が間違いなくいる!
 
 ひきこもり生活は、リアルな自分と世界を再接続する期間だったのかもしれません。

 読書→ノートの作業は、そんな気持ちを強めていったようでした。

 涙しながらノートしたことも少なくありません。
 それは、子どもの頃から知らずずっと望んでいた言葉に出会ったとき。

 文字に救われた。

 文章に助けられた。

 そんな体験から、このブログをつづっているような気もします。

 私のような体験を誰かがするかもしれないから。

  
タグ :読書声かけ


Posted by 聞風坊 at 06:00Comments(0)こもる生活の工夫

2016年11月28日

心理療法を実験したのでした

 ひきこもり生活の工夫、実験シリーズです。

 20歳の頃からカウンセリングや心理療法に触れだした私聞風坊なので、

 30歳でこもり始めた頃、心理療法のスキルを使って自分と対話していました。

 特に、感情のフィードバックをよく使っていました。

 どうしようもない強い感情が自分の胸の内に渦巻いた時、

 全身が重圧に押しつぶされそうになった時、

 不意にそわそわドキドキが襲ってきた時、

 あぁ、苦しいねぇ。

 うん、怖いねぇ。

 おお、激しい怒りだねぇ。

 う~ん、押さえ付けられて苦しいけど辛抱しようかぁ。

 おぉ、ドキドキするねぇ。動き回りたいねぇ。

 今はやりのマインドフルネス的に、自分を観察して声かけしていたようです。

 おかげで、感情やワケの分からん状態に長期間振り回されずにすんだようです。

 こんな風に、まなんだ心理療法アプローチを自分の身体で実験していたのかもしれませんね。

詳しくは、拙著にて
 『こもって、よし! ひきこもる僕、自立する私』(鉱脈社 書店にて注文販売中)
 『「親」を育てる「ひきこもり」』(私家版)
 『関わることを考えよう ボクたちはこうしてほしいんだ。』(私家版)  


2016年11月25日

ひきこもり生活を実験の場としたのでした

 ひきこもり生活工夫シリーズです。

 全体として、どんな意識でひきこもり生活を送っていたかと改めて考えると、

 実験観察 !!!

 でした。

 その結果は下記↓

 身動きとれなくなって風呂には入れない期間が長かったのですが、
 身体のあの汗臭いすえた排泄物の匂いが気になるのは、1週間過ぎた頃、10日目ぐらいから。

 髪の毛は、30センチまでしか伸びない。

 ヒゲは20センチぐらい伸びる。

 生きる意欲がなくても
 爪は伸びる。

 様々な不快な感覚が胸にわき起こってくる。

 急に脱力に襲われる。

 急に不機嫌になりイライラする。

 忘れていた昔のことに怒り心頭になる。

 身体・筋肉を使いたくなる。

 こんな風に、
 ひきこもりの期間を、社会体験では味わえない、実験・観察の場として捉えていたようでした。
 だから、私聞風坊は、ひきこもり期間を恥じていません。
 もう一度味わいたくはありませんが、貴重な体験を繰り返した期間だったと思っています。

 もし、
 無意味に過ごしている。

 価値のない時間だった。
 なんて思っているこもる人やこもっていた人は、

 自分のこもる生活を、
 実験・観察の日々として捉え直してみるのは面白いかもしれません。
 他に類をみない貴重な日々になるように思えます。

詳しくは、拙著にて
 『こもって、よし! ひきこもる僕、自立する私』(鉱脈社 書店にて注文販売中)
 『「親」を育てる「ひきこもり」』(私家版)
 『関わることを考えよう ボクたちはこうしてほしいんだ。』(私家版)
  


2016年11月19日

ひきこもるチャンス到来を喜んだのでした

 ひきこもり当事者活動&相談活動を10数年やってきて感じるのは、

 ひきこもり状態にある自分、

 こもっている自分、

 フツーの人と違う人生を生きている自分、

 を、受け入れているかいないか?

 は、とっても大きな違いがあるのではないかということです。

 今の自分を肯定しているか?

 今の自分をOKと感じているか?

 それとも、

 今の自分じゃない自分こそ正しい姿だと思っているか?

 今の自分じゃない社会の望むような自分こそOKだと思っているか?
 
 もし前者だとしたら、

 ひきこもり生活は充実したものになるでしょう。

 外出も楽になるでしょう。

 他者に会うことも苦じゃなくなるでしょう。

 なぜなら自分に自信があるからです。

 人と比べての負い目もなく、恥もなく、ただ自分であることを認めている。

 人と人。それが出会って話をするだけ。

 そんな気持になるからかもしれません。

 一方の後者は、どうでしょう。

 外出も他者と関わることに困難を抱くでしょう。

 自分を恥じているからです。

 恥じた自分と24時間一緒にいる。
 恥ずかしい思いで24時間過ごすひきこもり生活。

 これは苦痛です。

 こもっていようがいまいが自分は自分。
 いろいろないきさつがあっての今。
 いきさつに思いをいたせば、
 精一杯生きてきたことを実感するでしょう。

 だからこもることを恥じる必要はありません。
 
 ご存知の通り、私聞風坊は、ひきこもり生活を喜んでいました。
 念願叶って、やっと自分の時間が持てる!!!
 ひきこもり生活をはなから肯定していたのです。
 ぜんぜん恥じてはいません。

 ひきこもる行為とひきこもりの時間は、
 私にとって絶対に必要だったからです。
 
 そしてそれは、
 社会に再参画するためにも。
 という意味を含んでいたかもしれません。
  


Posted by 聞風坊 at 06:00Comments(0)こもる生活の工夫

2016年11月16日

何を意識してこもっていたか?

 充実したひきこもり時間を過ごすためにどうしていたかシリーズです。

 私聞風坊は、こもった当初から、

 もうヤだ!

 限界だ!

 二度とゴメンだ!

 という思いがそこはかとなくありました。

 もうこれまでのような生活はゴメンだ!

 今までのような生き方は限界だ!

 あんな経験は二度とゴメンだ!

 という思いです。

 親の顔色をうかがい、

 自分の気持ちを押し殺し、

 やらねばならないことをしぶしぶやり続け、

 あるべき姿でいることでいっときの安全を確保する。

 そんな生き方です。

 そんな生き方を捨てる!

 新しいやり方で生きる!

 当時無意識に、そう決断したようでした。

 だから意識したのは、

 好きなようにやる!
です。

 でも、実のところ、この「好きなように」が分からない。
 自分が何が好きなのかが明確じゃないのです。

 嫌いなことは分かるのに。

 だから、
 好きなこと探しからはじめました。

 それはある意味やりたいこと探しです。

 やりたいことをやり続ける。

 それを心がけて、ひきこもり生活を送っていました。

 そんな生活も、
 何年かすると、気がすんだようです。

 一生わがまま勝手にやりたいことをやり続ける心配はいりませんでした。

 気がつくと、
 力まずに好きなことができるようになってきました。

 そう、フツーの人がやっているような感じで。
  


2016年11月13日

ひきこもりの時間をなんに使うか?

 聞風坊は、どんな風にこもっていたかシリーズです。

 ひきこもっている時間は、24時間を自分の時間として使えます。

 でも、どう使って良いかが分からないことがほとんど。

 気がつくと、ゲームしていたり、
 スマホでネットを見ていたり、
 ※私聞風坊の頃はスマホはなかったのでこの経験はありませんが。キョロキョロ
 ボーッとしていたり、

 知らぬ間にいつも同じなにかをしていることはよくあります。

 そして、
 無駄な1日を過ごしたなぁなんて落ち込んだり。
 なんかイライラして毎日を過ごしたり。

 そんなことを日々繰り返すことは多いはずです。
 
 さて、こんな日常を改善するには?

 自問します。

 自分、何をしたいの?

 これです。

 あ、ゲームがしたいんだ。よし、ゲームをやろう!
 ふむ、スマホを観たい。よし、観よう! 
 ※繰り返しますが私聞風坊は、持ってません。今現在の多くのこもる人の例です。
 ボーッとしたい。OK、しっかりボーッとしよう。

 今から何をするのか? を明確にして行動する。

 すると、
 自分が今何をしているかが意識できます。

 だから、
 今日一日何してたっけ? 別になにも・・・。
 なんてことが少なくなります。

 都合、
 漫然と過ごすひきこもり生活が充実したものに変わりました。

 自分が決めたことをやる毎日。
 の始まりです。

 ひきこもり生活を充実したものにする。

 という目的のために、
 今日なにするか?
 これから何するか?

 自分で決めて、やる。

 こんな暮らし方もあります。
   


2016年10月10日

充実したひきこもり生活

 ひきこもり生活をどのように過ごしていたかシリーズです。

 今回は、ホントにガッチリひきこもっていた頃の話。

 最初布団から出られなくて、ただただ眠っていて、

 起きたかどうかも分からずに、

 昼も夜も区別なく、

 なにがなんだか分からない時期を少しばかり過ぎた頃の話です。

 この頃は、ふいに感情が襲ってくる感じでした。

 恐怖

 怒り

 憎しみ

 あせり

 食道あたりのざわざわ感。

 身体も大変。

 急に手先が冷たくなったり、

 呼吸が荒く、浅くなったり。

 そんなことが毎日、毎夜起きていました。


 こもっている時間何してるん?

 大勢の人がが抱く疑問です。

 不安や怒りや体調の急変が一日中かわりばんこに起きている。

 それらに一日中対処している。

 振り回されている。

 寝ても悪夢にうなされている。

 ゆた~っと気を抜く暇など皆無。

 な毎日、毎夜です。

 ある意味、充実した24時間を過ごしています。

 だから、1日が経つのが早い。

 1年が過ぎるのが早い。

 気がつくと3年こもってるってことは珍しくないのです。

 こもってて飽きないの?

 飽きません。

 飽きたなぁ。暇だなぁ。

 なんて心の余裕が持てないから。

 もし、
 暇だなぁ。なんて思えるようになったら、心に余裕ができた証拠。
 そろそろ外に出る頃です。
   


Posted by 聞風坊 at 06:00Comments(0)こもる生活の工夫

2016年09月12日

外に出る機会をうかがっていたのでした

 こもっている最中に何をしていたたかシリーズです。

 部屋から一歩も出ず、雨戸も閉め切って、昼夜関係なく起きていたり寝ていたりの怒濤の時期が過ぎて後、

心にいささかの穏やかさが戻ってきた段階の頃の話です。


 その頃は何を心がけていたかというと、

 外に出ることを意識をしていたようでした。

 外に出ようかな。

 こもる生活の中で、そんな思いがふとわくのです。

 あ、あれ買いに行こうかな。

 あ、本屋行ってみようかな。

 ゲームの面白いのないかな。

 そんな思いが、ふと頭をよぎるのです。

 でも、人目が・・・・
 でも、話しかけられたら・・・
 行ってなんになる?

 同時にこんな否定的な思いもよぎります。

 でもそれよりも、

 行ったらいいじゃん。 

 の思いの方が強かったようです。

 そして、

 人目とか、しったこっちゃねーが。

 話しかけられんように、スーッと歩いていけばいっちゃが。
 ※キョロキョロせずに前に向かってひたすらスーッと歩いていく様

 行ったら行っただけ、暇つぶしぐらいにはなるなんかオモシロいことがあるやろ。

 そんな思いもありました。

 とにかく、好きなことをするのに遠慮しない性分だったんで、あつかましく社会に打って出ていたのですね。

 それが功を奏して、緊張しながらも、社会に出つづける原動力になったようです。

 (平気で外に出る)あつかましさ。

 こもる人には重要なポイントに思えています。
  


Posted by 聞風坊 at 06:00Comments(0)こもる生活の工夫

2016年09月09日

温泉で緊張疲れしていたのでした

 私聞風坊は、今でも首肩痛と腰痛持ちなんですが、

 こもっているとき、過覚醒という緊張の24時間を過ごしているので、

 首肩背中腰と体中のあらゆるところがこわばっていました。

 そこで、
 社会参加リハビリと療養をかねて、

 近所の温泉施設に行ってました。

 もちろん料金が安いサービスデー限定!

 筋肉のこわばりをほぐそうとしたのですが、

 あら残念、

 逆に緊張するのでした。

 平日の昼間なので閑散としているし、話しかけてくる人もいないし、

 1人の時間をゆっくり使えるのに、

 緊張するのでした。

 心がざわざわするのを感じつつ、湯船につかってじっとしている。

 そんな温泉利用をしていました。


 最近久しぶりに温泉に浸かって、心地いいお湯だな~。
 なんて、いい気分にひたっているとき、

 20年ほど前に温泉に浸かっていたときのことを、

 ふと思い出しました。

 20年かけてリラックスできるようになったみたい。

 温泉にでも行ってリラックスしてきたら。
 と言うアドバイスは、こもる人にはできないかもしれませんね。
  


Posted by 聞風坊 at 06:00Comments(0)こもる生活の工夫


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